Jake Concepcion / Pieces Of Love (1981) – 松木 恒秀

松木さん当てクイズ

A1. How Sweet
 2. Changing Moods
 3. Pieces Of Love
 4. Here I Am

B1. Live It Up
 2. My Love
 3. Cute Lil' Devil Dance
 4. Don't Ever Leave
 5. Na. Na. Na

Jake H.Conceptionさんの'81年のソロ作です。 日本のスタジオシーンにおけるSAXプレイヤーの草分け的存在であり、JazzからPOPS、演歌まで、幅広いフィールドでたくさんの名演を残しています。おそらく、知らず知らずのうちにその演奏を聴いていたのでしょうが、初めてその名前を意識したのは、中学生の時に聴いた高中さんのI Remenber You('77年 TAKANAKA 収録) でのメロウなソロでした。本作は、90年の半ばごろ、茶水UnionのJazzフロアのエサ箱に入っており、裏ジャケに松木さんの名前を見つけて買いました。聴きやすい感じのいわゆるフュージョンで、当時はBlack系にどっぷりハマっていたため松木さんのソロ以外は軽く聴き流す程度でしたが、ここ数年はよく聴いています。3年ほど前に、新宿unionでも安価で売っていたのでもう一枚買ってしまいました。このような流通枚数が少ない作品は、一人でも多くの人に聴いてもらうためには複数買いをしてはいけないですね・・・反省します。(売りませぬが)

<ギターの聴きどころ>

裏ジャケによれば、ギターは松木さん、松原正樹さん、今剛さんです。それぞれ個性的なプレイをする方々ですが、一方でどのようなプレイもできる方々でもあり、特に御三方ともカッティングの名手なので個別のクレジットがないため、参加曲は推察となります。
爽やかなA1は、タメとツッコミと空間が入り混じるソロ(右)は間違いなく間違いなく松木さんなのですが、左のキレのいいカッティングは??です。
A2は左の多彩なバッキングやオブリは松木さんですが、やはり右のキレのいいカッティングが??です。松木さんの気もしますが、松原さん、今さん?
ミディアムスロウのメロウなA3、イントロや控えめなバッキングは松木さんのように思えます。
Jakeの決して上手くはありませんが味わい深いヴォーカルが聴けるA4は、微かに聞こえるヴァイオリン奏法やスライド、単音が松木さんと思います。アルペジオは松原さんでしょうか?
B1は、右のカッティングもとセンターの単音バッキングも、中盤のコーラスが強くかかったソロも(Bluesyですが)松木さんではないと思います。
ラテン調のB2は、左のカッティングは今さんでしょうか、中盤のGaleオマージュのソロは松木さんです。
再びJakeのヴォーカル曲B4は、左の単音、右のフェイザーカッティングは松原さんと今さんと思います。ロングソロは松木さんですが、後半のフェイザーはなくてもよかったように思います。
ラストのレゲエ調のB5も微妙です。オクターブのテーマが松木さんでしょうか?松原さんも弾きそうだし、自信が有りません。
以上、より正確な情報がある方、教えていただければ幸いです。松木さん探し的な聴き方になってしまいました。あまり掘り下げると素直に音楽を聴く楽しみが薄れてしまいますね・・・・
インナーには、ワンピックアップ、ワンボリュームのフルアコを抱えた松木さんの写真があります。この頃モニターをしていたIbanezのプロトタイプでしょうか?
松木さんは'83年の"J" にも参加しています。
Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡ 

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