高橋ユキヒロ / Savarah! (1978) – 松木恒秀

早熟の天才のおしゃれサウンドです。

A1. Volare (Nel Blu Dipinto Di Blu)
 2. Saravah!
 3. C'est Si Bon
 4. La Rosa
 5. Mood Indigo

B1. Elastic Dummy
 2. Sunset
 3. Back Street Midnight Queen
 4. Present



 
高橋幸宏さんの'78年のソロデビュー作品です。自身がプロデュース、後にYMOで共演する坂本龍一さんがアレンジを共に担当し、細野さんもベースで参加、サディスティックスの盟友、加藤和彦さんや高中さんはじめ豪華なメンバーがバックを務めています。(コーラスで参加しているRajieのHeart To Heartと結構メンバーが被っています)オリジナルが6曲、カバーが作曲という構成です。高橋さんを知ったのはYMOのメンバーとしてですが、当時はシンセサウンドに全く興味がなく(後にタイロン橋本さんや大村憲司さんが参加していたことを知ります)、高中さん参加盤集めでレンタルしたサディスティックスのライブで初めてプレイを聴きました。本作は、95年頃だったと思いますが、いつも通り裏ジャケ探索をしていたときに松木さん(と大村さん、高中さん)の名前を発見し、1000円の値段に迷いながらも4曲参加に好プレイを信じて購入しました。数年前にヴォーカルを再録しリリースされたとのことですがそちらも機会があれば聞いてみたいと思います。(インタビュー記事もネットで読ませていただきました。本作にまつわるエピソードも語られています)制作時、まだ26歳、早熟の天才によるお洒落サウンドです。


<ギターの聴きどころ>

お目当ての松木さんはA2,A4,B2,B1に参加しています。
BossaテイストのA2,左が松木さんと思います。コードバッキングにオクターブやダブルストップなどのオブリなどを交え、そこはかとない哀愁漂う曲のアクセントとなっています。(右のガットは加藤和彦さん)
A4は、松木さんに加え、鈴木さん、加藤さん、大村さんが参加しています。右のオブリが松木さんで、決して出過ぎていないのですが存在感のあるプレイです。左のカッティングが鈴木さんで、ハム系のクリーントーンでのJazzyなソロは大村さんでしょうか?
B1はインストです。クレジットによればギターは松木さん一人のようで、イントロのコーラスサウンドはじめとしたカッティング、エンディングに向かってプレイされるこれぞ松木節という見事なソロを重ねどりしています(6人もギタリストがいるのに!)
B2は右のミュート気味のシングルトーンやハンマリング&プリングなどのオブリが松木さんです。ディストーションソロは、和田さんでしょう。(松木さんに師事したとのことですが、プレスタイルがまったく違うように感じます)
A1は、後にキリンビールの淡麗生のCM(一時期愛飲していたので印象にあります)に使われましたが、同じ曲に聞こえませんでした。
レゲエ調にアレンジされたA2、原曲ともダークダックスのバーションと違いすぎる!
B3はバッキングが鈴木さんでソロが和田さんでしょうか?
B4の滑らかなソロは高中さんと思います。
6人のギタリストの贅沢なサウンドが楽しめることも本作の魅力です。

Emotional度♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡ お洒落サウンドですが松木さんはいつも通りのプレイです
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。