Aretha Franklin / La Diva (1979) - Cornell Dupree
いつも通りの個性的で味わい深いバッキングです。
A1. Ladies Only 2. It's Gonna Get A Bit Better 3. What If I Should Ever Need You 4. Honey I Need Your Love 5. I Was Made For You B1. Only Star 2. Reasons Why 3. You Brought Me Back To Life 4. Half A Love 5. The Feeling Aretha Franklinの'79年の作品で、25枚目のスタジオアルバムで、Atlanticでの最終作となります。プロデューサーにはなんとVan McCoyも名を連ね、その人脈かGaleとGaddを除くStuffメンバーがバックに参加しています。Van McCoyプロデュースということで当時流行(終わりかけていた?)のDiscoサウンドもあり、当時人気絶頂であったStuffの演奏も充実、Arethaの熱唱もいつも通りですが、セールス的にはAtlantic在籍の14年間で最も振るわず、コアなソウルファンの評価もあまり高くないようです。そのせいか、なかなかCD再発されず(まだされてないのでしょうか?)、逆になかなか中古LPの値段が下がりませんでした。下北のユニオンで2000円台で見つけたので色付きタグのまとめ買い割引セールを活用して確か10%割引きで買いました。レジがお姉さんだったので、このジャケットを持っていくのは少し恥ずかしかった記憶があります。悪いことに、一緒にまとめ買いで買った1枚にFatback BandのNight Fever(半ケツジャケットのやつです)が含まれていたので尚更です。
<ギターの聴きどころ>
裏ジャケのクレジットには、Dupreeの他に、Jack Cavari, Tom Hanlonというギタリストがクレジットされていますが、聴く限りメインはDupreeで、全曲でカッティングや、チョーキングやダブルストップ、ヴァイオリン奏法などのオブリなど、重ねも活用して左右から個性的な聴こえてきます。ソロなど目立つプレイはありませんが、アップでもスロウでも自身のスタイルを変えることなく、曲に合ったバッキングをしています。(A3では、右から少しDavid T.を思わせるフレーズも出てきてニヤリとさせられます。) いつものメンバーとの共演なので、ほぼ1テイクでOKなのではないでしょうか? この後、ArethaはAristaに移籍し、私の知りうる限りでは、Dupreeの参加も翌年の”Aretha”が最後となります。
Emotional度 | ♡♡♡♡ |
Bluesy度 | ♡♡♡♡ |
Mellow度 | ♡♡♡♡ |
酒のお供度 | ♡♡♡♡ |