Cornerstone / 佐藤竹善(1995) – 山岸潤史、松木恒秀

語るように歌うAOR カバーに歌うようなギター

 1. No One There (Eric Tagg)
 2. Whatcha' Gonna Do For Me? (Ned Doheny)
 3. What You Won't Do For Love (Bobby Caldwell)
 4. I.O.U.Me (BeBe & CeCe Winans)
 5. Promises Promises (Eric Tagg)
 6. Something Sad (Timothy B. Schmit)
 7. You Need A Hero (Pages)
 8. O.C.O.E. (Official Cat Of The Eighties) (Pages)
 9. Desperado (The Eagles)
10. Stardust (Nat King Cole)
11. Something Sad (Japanese Version)



Sing Like Talkingの佐藤竹善さんの’95年のソロ作です。コーナーストーンというタイトル通り、自身の音楽を形作る上での礎となった作品を取り上げたものと思われます。いわゆるAORが中心ですが(Eric Taggが2曲入っていて嬉しい!)、ゴスペルの4や、スタンダードの10なども取り上げていて、音楽の趣向が多方面に渡っていることが窺われます。購入したのは2000年頃ですが、すでにブックオフの250円コーナーに置かれており、Sing Like TalkingにDavid T.が参加していたことを思い出し、裏ジャケに美メロの有名曲が並んでいたこと、Eric Taggのカバーがあったことから、軽い気持ちで購入しました。家に帰って開けてみると、山岸さんと松木さんがギターで参加していて、メンバーも前半は13Cats、後半は大石学さんを軸にプレイヤーズのメンバーや土岐さんなど、達人揃いです。一気に期待が高まります。

<ギターの聴きどころ>

1.のソロは山岸さんです。 原曲のソロもいつものRitenourとは趣が異なるワイルドなソロでしたが、山岸さんのソロも豪快なチョーキングなどより荒々しい感じです。山岸さんにしては少し音量が小さい気がしますが、ミキシングの時に、竹善さんの困り顔を見たCat Grayに下げられたのでしょうか?(June,Too Loud!!!!とか言われてそうです)
2.は自分の中ではアクの強いChaka Kahnのイメージが固まってしまっているのですが、竹善さんのソフトなヴォーカルも味わい深いです。1ともども、Cat Grayのリズムギターがシャープです。
メロウな3も原曲の良さを活かしつつ、よりタイトでGroovyに仕上がっています。音程の動かない単音リズムギターがいい感じです。
益田宏美さん(岩崎宏美さんですよね?)とのデュエットの4はDean Parksです。やはり葉隠れ的なバッキングです。JVC Soul
All Stars同様、宏美さんの歌うSoulいい感じです。
5.は、ParksとRoss Boltonなる人とNed Doheney がギターです。 Doheneyさんよ、なぜ自分の曲2.で弾かない?
6.は松木さん登場です。いつも以上に「弾かないスタイル」ですが、Bluesyな渋いオブリは、土岐さんのソロと合わせて、この曲に不可欠だったのでしょう。(8.でも土岐さんのソロが聴けます。11.は、6.の日本語版です。)
7.では、ヴォーカルに寄り添う形でメロウなフレーズが連続します。ソフトなピッキングと絶妙なノートの選択で、Jazzyなムードを醸し出していて、とてもメロウです。
竹善さんは、この後、コーナーストーンシリーズを連続してリリースしているようです。(すみません、未聴です)Sing Like TalkingのDiscoveryには、David T.が参加しています。

Emotional度♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。