Donny Hathaway / Live (1972) – Phil Upchurch , Cornell Dupree

その場に居たかった!!!自由に音楽を聴きましょう。

A1. What's Goin' On
 2. The Ghetto
 3. Hey Girl
 4. You've Got A Friend

B1. Little Ghetto Boy
 2. We're Still Friends)
 3. Jealous Guy
 4. Voices Inside (Everything Is Everything)


Donny Hathawayの’72年のライブ盤です。あまりにも有名すぎて今更感満載ですがお許しください。前年の'71年、A面が8月にL.A.で、B面が10月にN.Y.のライブハウスで録音されました観客の歓声の近さや、裏ジャケ見た感じでは、大きくないライブハウスのようで、 日本で言えば高円寺のJirokichiのようなところなのでしょうか?とにかく観客との一体感や臨場感を感じさせるアルバムです。
各音楽誌が絶賛するので、上京直後にボロボロの輸入中古盤を買いました。評判通りの素晴らしさでした。ただ、大学で自分が所属した音楽サークルは超硬派のBlack系でしたので、Southern & Deep SoulかBluesが主流で、新入生の分際でDonny Harhawayが好きです、とは言いにくい雰囲気にありました。(飲み会でもStevieもDonnyもCurtisもNew SoulはDeepさが足りン!などとの怖いOBのご意見が飛び交い、正座して聴いていました。その当時はやっていたウィンクやおニャン子なんぞ聴いてたら殺されてしまいます。でも、みなさま、なぜかStones好きなので、Stonesの良さがわからない自分には違和感大でした。そして、2年後には、後輩たちにStonesなんか聴くんじゃねえ!と説教垂れる私がおりました。恐るべき負の連鎖!)誰に気兼ねすることなく自由に音楽が聴けるということは大事なことですね!余談ですみません。
そして、中身の良さだけでなく、表ももジャケットがかっこいい!

<ギターの聴きどころ>

Mike Howard(他の作品にも参加しているので相棒的存在なのでしょうか?)に加え、A面がPhil Upchurch、B面がCornell Dupreeです。Upchurchがレギュラーで、DupreeはUpchurchのトラだった説もあるようですが、ギターファンとしてはどちらのプレイも聴けて結果オーライです。
A1、今でもエレピのイントロを聴いただけで嬉しくなります。御本家もスタジオ盤、ライブ盤ともいいのですが、会場の熱気も手伝ってよりソウルフルに響きます。A面、左がUpchrchで右がHawardでしょうか?
長尺のA2でもカッティングに徹しています。他の曲もそうなのですが、どうやって二人のパートの分担を決めるのでしょうか?
A3もカッティングを基本としながらも、Upchrchは流麗なオブリを挟みます。後半の盛り上がりでのカッティングも見事です。
Carole KingのA4も、イントロだけで観客が既に盛り上がっていて、歌が始まるとどうぞご一緒にご唱和ください、状態となっています。二人ともコードや単音など控えめなバッキングの合間にときどきオブリを入れてきています。
B面は、曲によってギターが左右入れ替わっています。(数日にわたるライブからベストテイクを選んだので日によってポジションが変わるのでしょうか?)
B1は左がDupreeで、ブライトなテレキャスのサウンドでシンコペーションの効いたカッティングを中心にバッキングしています。右のHowardは控えめにオブリを入れてきています。希望が見える歌詞のBメロのところでのリズムを刻みながらの自由な盛り上げ方も見事です。
(これも余談になりますが、先週成瀬のCropでのタイロン橋本さんのLakeside Struttin' Bandのライブに行きましたが、この曲をやってくれて感激でした。)
マイナー調のB2ではヴァイオリン奏法から入り、コードの流しとオブリを巧みに交えます。Dupreeにしては珍しい力を込めたソロも聴きものです。
John LennonのB3では左にお引っ越しして、ここでもリズムを刻みつつ、巧みにオブリを突っ込んできます。本作では、センターポジションを使って歯切れ良い弾けるようなサウンドを多用しています。
長尺の一発もののラストでは、(主に)リズムがDupree、オブリがHawardと役割を交代し、延々とプレイを続けます。ダレないところがさすがです。メンバー紹介を兼ねつつ、まずHawardがソロに入ります。ハーモナイズチョーキングを多少しつつ、音を切るところと伸ばすところの使い分けが見事です。ギターは裏ジャケに写っている60年代のトンガリL5CESでしょうか?エレピをはさんでDupreeです。割と緩めに入り、ソロの間にもカッティングを挟みつつ、徐々に熱くなりタメツッコミを組み合わせて盛り上げる貫禄のプレイです。ベースのロングソロの合間にはドラムがPurdieのダチーチフレーズを入れてきて笑ってしまいます。熱狂の冷めやらぬまま終わりを迎えます。
時代が違うので無理なのですが、その場に居合わせたかったライブの筆頭です。せめて、いつもより大きめの音で聴いて臨場感を味わっています。
Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡ 
酒のお供度♡♡♡♡♡ 飲まずには聴けません!

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