川島康子 / あなた… (1976) – 松木恒秀

ストラトですね〜今夜の松木さん〜〜(古いネタですみません・・・)。

A1. 外は雨
 2. 不思議な時間
 3. 人形のように
 4. あの日の私に
 5. 遠いあなた
 6. 嫁ぐ日への思い
 
 
B1. あなたこととなると
 2. 長い坂道
 3. あなたのために
 4. 想い出のスクリーン
 5. ごめんなさい



 
 
川島康子さんの'76年の作品です。シンガーソングライターとしてA1でシングルデビュー、本作は1stアルバムとなります。少しハスキーな声で、ムード歌謡っぽい曲を情感たっぷりに歌い上げます。自分はあまり演歌を聞かないのですが、藤圭子さんや八代亜紀さんの歌い方に通づるところがあるように感じました。(演歌通の方、的外れでしたら申し訳ありません)全体のイメージとして、声質は違うものの「幸薄い感」を感じるのは、石黒ケイさんと共通します。当時流行の歌詞と曲調だったのでしょうか。
自分はリアルタイムでは聴いておらず、15年ほど前、後追いで本作を購入しました。500円ぐらいだったと思います。先にベスト盤の”私は送り風”を裏ジャケに松木さんの名前を発見して購入、その後、本作を発見、裏ジャケにはクレジットありませんでしたが、松木さんが入っているのではとの期待から購入、インナーに名前を発見しました。(冷静に考えれば、"私は送り風"が本作からの選曲もあるので当たり前なのですが・・・・しかしこのインナー、紙質やデザインにもこだわったのでしょうが見辛い・・・)
全ての曲、大半の詞を自作、大野雄二さん、石川鷹彦さんアレンジのもと、豪華なメンバーが集結され、昭和のフォーク歌謡をベースとしつつ、ほのかにJazzやSoulのテイストを感じさせる良作です。(でも、ワインというよりは日本酒ですね!しかも熱燗)





<ギターの聴きどころ>

クレジットによれば、松木さんは、エレクトリックでA1,A3,A6,B1に、アコギでB2に参加しています。
(ギターは、他に杉本喜代志さん(E・A)、石川鷹彦さん(A)、吉川忠英さん(A)、安川ひろしさん(E)、高山厳さん(A)、笛吹利明さん(A)が参加しています
デビューシングルともなったA1,イントロのアコギアルペジオは杉本さんと吉川忠英さんで、雨の雰囲気を醸し出しつつ、主役のボーカルがサビを終えて盛り上がったところ、松木さんのロングトーンを多用したソロが入ります。タメのあるフレーズは既に健在ですが、コンプがかなり強くかかっていると思われ、アタックとサステインが尋常ではありません。後年にはあまりないサウンドです。エンディング付近でもヴォーカルに被ってきます。
パーカッションが賑やかなマイナー調のA3、バッキングは杉本さんのアコギで、この曲でもサビにつづいて松木さんのソロが入ります。ストラトのハーフトーンに強くコンプをかけたトーンで、やはりチョーキングとロングトーンで熱く攻めます。ヴォーカルと絡み合った後、エンディングでは左のアコギもチョーキングで応戦します。この2曲のフレージングは、GaleやDupreeというよりは、Carlros Santana(サウンドは別として)との共通性を感じました
A6もマイナーで、石川さんの右のアルペジオに対し、左からリフやオブリでコンビを作ります。歌詞の切なさに応えるような泣きのフレーズが続ます。
スロウのB1でも左からでオブリを入れ、石川さんの右のアコギとコンビでバッキングします。
この2曲でのプレイはストラトのベルトーンですが、後年のハムのフロントでのプレイとフレーズそのものは共通しています。
B2では、石川さんとのアコギ共演ですが、これもチョーキング等が入る左でしょうか?
(後年の)完成された松木節へ至る途上だったのかもしれませんが、サウンド・プレイとも後年にはないものが聴けて興味深いところです。時系列で見ていくと77~78年ごろにスタイル・サウンドが確立されたのでしょうか?
その他の曲でも、A2,B4(杉本さん)のオブリ、A4のバッキング(安川さん)、の松木さんとも共通するメロウなプレイ(松木さんと言われたら信じるかもしれません)、A5,B5のアコギなど、ギター好きには楽しめるプレイがたくさんあります。
最近、なかなか目にすることがありませんが、見つけたら聴いてください。
なお、冒頭のつまらないネタは、松井選手が出ていた焼き肉のタレのCMのパクリであります。為念。









Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度🍶🍶🍶🍶🍶  

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