惣領智子 / City Lights By The Moonlight (1977) – 松木恒秀

ソロはありませんが出過ぎないバッキングが見事です。

A1. City Lights By The Moonlight
 2. 信号機
 3. きらめいた日々
 4. 愛の世界
 5. あじさいの花

B1. めざまし時計
 2. ふたりの朝
 3. ウイスキー・ララバイ
 4. I Say Who
 5. ほほえみを見せて


 
 
惣領智子さんの'77年の作品です。当時の夫君の惣領泰則さんがアレンジを担当し、バックはJim Rock Singersのメンバーなど彼の人脈です。A1,B3を除き惣領智子さん自身が詞、曲とも書いており、キーボードも自ら演奏するなど、シンガーとしてだけではなく、トータルなミュージシャンとしての才能を発揮しています。Brown Rice加入前は国立音楽大学に在学しておりもともと持っていた音楽的な素養を伸ばしたのかもしれません。
このアルバムより先にTinnaを聴いていて(もっと遡ると'78年に「終わりのない歌」をラジオで聴いていました)、曲の良さ、歌唱力とも気にいったので、小学生の頃の記憶の懐かしさもあって、ソロ作も集め始めました。本作は、裏ジャケに松木さんの名前を発見し、値段もお手頃だったので(1000円以内だったと思います)喜び勇んで購入した記憶があります。大人の恋愛を歌った歌詞、美しいメロディー、アメリカ仕込みのアレンジと演奏、どれも素晴らしく、愛聴する1枚です。



<ギターの聴きどころ>

松木さんは、エレキ、アコギいずれも担当しています。(もう一人のギターはウクレレ奏者としても有名な津村泰彦さんです。)
A1では左右から、Gale,David T.,Dupreeを組み合わせたようなフリーなプレイです。
A2は左のコーラスのかかったサウンドで、エンディングでは右のアコギとユニゾンします。
ローズが印象的なスロウのA3は硬質なサウンドでの音数少ないバッキングで、エンディング付近でヴァイオリン奏法が入ります。
A4はシングルコイル系のサウンドでのカッティングです。
A5はフランジャーっぽいエフェクトがかかったアコギでのバッキングです。
FunkyなB1は、ヴォーカルにレスポンスする粘っこいBluesyなオブリです。
B2は、右のバッキング、オブリに、左にアコギのカッティングを重ねます、
スィンギーなB3はアコギによるバッキングです。Jake Conceptionさんがクラリネットを吹いています。
ホーンのリフをフューチャーしたソウルっぽいB4では、控えめながらツボを抑えたカッティングです。
ラストの感動的なバラードではひっそりとアコギでアルペジオを重ねます、
本作では、ギターのソロはありませんが、各曲で曲やヴォーカルを盛り立てるバッキングをしていて、練られたアレンジ、参考になる1枚です。下のAmazonの値段は異常ですが、アナログ盤まだ見かけますので是非聴いてください。








Emotional度♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡   
酒のお供度♡♡♡♡♡

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