ChickenShack – ChickenShack II (1986) – 山岸潤史

秋の夕暮れに合う美メロ!

A1. Slow Motion
 2. Side Show
 3. A Silent Love
 4. Love Will Find A Way

B1. The Lady Pimp
 2. Bobby Joe -Dedicated To Masami-
 3. Golgo II
 4. If Ever I Find You

'86年リリースのChickenshackの二枚目です。一枚目の印象が鮮烈で、当時受験生だったにもかかわらず、予約して(田舎なのでこういうマイナーなLPは予約しないと手に入らないのです・・・)発売日に入手しました。Chicago Sweet Soulの代表格、Chi-Litesが参加することがAd Lib で宣伝されており、それまでChi-Litesを聴いたことがなかったので興味深々でした。1stでは、Stylistics のBet'cha By Golly Wow をやっていて、ベスト盤を取り寄せてもらって聴きました。しかし、ムード歌謡のようでその時はまだピンときませんでした。Chi-Litesも、上京後Towerでベスト盤を買いましたが、その時は山岸さんが絶賛するほどのよさがわかりませんでした。まだ、耳も心も成熟していなかったのでしょう。
受験に合格して東京に出れば毎日こういう音楽が身近に聴けると思い、それを励みに勉強すればよかったのですが、気分転換と自分に言い訳してこのレコードばかり聴いていた記憶があります。
ジャケットの写真は1st同様、女性の下着です。この作品の内容を象徴していますが、高校生には刺激が強すぎました。

<ギターの聴きどころ>

家族にバレないよう(下着のジャケットではなく受験生のため)、ヘッドホンをして針を下ろしました。山岸さんの単音カッティングに導かれて曲が始まり、ファルセットを交えたヴォーカルが入ってきました。中盤のディストーションソロも1stにはないモノでした!(この頃はSantanaなども聴いていたので抵抗ありませんでした)2.は後でわかったのですがやはりフィリーソウルの重鎮Blue Magicのカバーで、美メロを辿る山岸さんのギターも、FMでSoul Train Bandしか聴いたことのないまだ見ぬタイロンさんのコーラスも、土岐さんのソロも全て美しい!哀愁漂うA3も美メロで、土岐さんのソロの切なさがグッときます。終盤の山岸さんのロングソロも、ロングトーン中心でよく歌っています。A4は再びスロウで、サックスもギターもコーラスも美しく調和しています。
B1は、一転して明るく爽やかな曲で、土岐さんの吹くキャッチーなメロディとちょっとCarltonを意識したのではないかと思う山岸さんのソロが印象的です。 ダンサブルなB2は、その当時はこういう曲のGroove感がわからず、LPの中で異質な感じがしました。B3は、有名な漫画のキャラをモチーフにした、と山岸さんがライブのMCで語っていました。(さいとうたかを先生R.I.P.です。)ラストのB4もスロウで、叙情と郷愁が漂う美しい曲です。土岐さんのサックスも、転調後の山岸さんのためタメのソロもなんとも言えない美しさです。
A2,A3,B4は、晩秋の東北の夕暮れによく似合う曲だと思って、本当によく聴きました。(もちろん上京してからもよく聴きました)

Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡(20歳になってからということにしておきます) 

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