Jimmy Smith / Prime Time (1989) – Phil Upchurch

UpchurchのBluesyなプレイが楽しめる蒸し暑い夏の夜にぴったりのオルガンJazzです。

 1. Here Comes C.T.
2. Farther On Up The Road
3. C Jam Blues
4. Simple Soul Song
5. Honky Tonk
6. No Doubt About It
7. Got Mine
8. Matter Of Fact





Jimmy Smithの'89年の作品です。ハモンドオルガン奏法の確立者として50年代より活躍、Blue Note,Verveを中心に非常に多くのリーダー作をリリースしておりオルガンJazzの大親分として後進に多くの影響を与えたそうです。'70年代は活動を休止したそうですが、80年代以降精力的に活動を再開、本作もカバー、オリジナルを取り混ぜ、ベースを含めたカルテットに管を加えてゴージャスに録音されています。
オルガンJazz好きとして、値段が折り合えば(なおかつお気に入りのギタリストが参加していれば)見かけるたびに購入しており、本作は裏ジャケにUpchurchの名前を発見してレジに向かいました。90年代の終わり頃、1000円で少しお釣りが貰えたくらいと記憶します。

<ギターの聴きどころ>

オルガンJazzとギターは相性がいいのか、ほとんどのSmithの作品にもギターが入っておりKenny BurrellやWesとの共演盤が有名ですが、本作での相棒はUpchurchです(2,5のみTerry Evans)。オルガンとの共演も多かったというUpchurch,各曲でツボを押さえたバッキング、トリルやヴァイオリン奏法、グリッサンドなどヒネリを加えた個性的でBluesyなソロを聴くことが出来ます。デジタル化がすっかり定着した'80年代末だけあって全体のサウンドは鮮明ですが、ギターサウンドは甘く暖かいサウンドです。この頃使用していたのはOtis追悼盤でも使っていたナチュラルのL5でしょうか?
2,5のTerry EvansもDavid T.やDupreeもカバーした5ではイナたいプレイを聴くことが出来ます。Bobby Kingと組んでいたシンガーとは同姓同名の別人ですよね?
なお、Bluesの定番2で歌っているのはDavid T.との共演が多かったBarbara Morrisonです。3分弱しかないのでギターソロがないのが残念です。

黒さや熱さが少ないと言われるJmmy Smith(どコテコテのJack McDuffJohnny Hammondなどとの比較だと思います)ですが、こんな蒸し暑い夜には冷えたビールと共に楽しむにはピッタリの一枚と思います。Burrellとの共演盤、この後の'90年代のMark Whitfield参加盤と非聴いてください。



Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

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