Papa Grows Funk / Shakin’ (2003) – 山岸潤史

Groove感はそのままに甘さやエッチ度が加わりました。

 1. Mutha Funk Ya'll
 2. If I ...
 3. Yakiniku
 4. Fish-Eyed Fool
 5. House of Love
 6. Say B'uh (I Jus' Playin')
 7. Soul Second Line
 8. Sit on This
 9. Rat a Tang Tang
10. Slinky Snake
11. Shakin'
12. Big Wind

 


山岸さんが来日しています。16日のJirokichiでのブルーズ・ザ・ブッチャーへの参加は気づいた時には予約がいっぱいで行けませんでした。21日のコットンクラブでの上田正樹さんとホトケさんとのジョイントライブは予約できましたので行ってまいります。
ということで、特に関連はありませんがPapa Grows Funkの'03年の作品です。前作から2年間置いた2作目、バンドが一丸となったGrooveは前作同様ですが、本作では甘さを感じさせる5や、ミディアムスロウの8なども入って、音楽的な幅が広がったように感じます。発売当時はBlues&Soul Recordsだけでなく、タワレコの無料の雑誌でも紹介(タワレコ風に言うとRecommend)されていたような記憶があります。(タワレコでは買いませんでしたが。)それなりに日本でも売れたんでしょうか?


<ギターの聴きどころ>

山岸さんは本作でもキレのあるカッティング、怒涛のソロと大活躍です。ただし、前作のようなゴリゴリ感はほどほどとなり、余裕と深みを感じられるプレイが増えた気がします。冒頭1でのカッティングがフェイザーサウンドであったように私の苦手なWahの使用が減り(3などでは使っていますのでWah好きの方も安心してください)、8のようにナチュラルサウンドでのソロがあることが原因かもしれません。(歪みサウンド+引き倒しソロもありますので激しいのが好きな方も安心してください)。山岸さんのソフトな面(エッチな面?)が久々に聴けたため、特に気に入って聴いているのも5や8です。
驚いたのは10で、 Chickenshackの1stに入っていた曲のリメイクでした。機械ビートの原曲から大胆にアレンジを変え、よりヒューマンで力強く生まれ変わっていました。ギターもストラトのチャキチャキカッティングからフェイザーサウンドでのカッティングに変わり、ソロもギターシンセの速弾きからドライブサウンドの引き倒しプレイに変わっています。(カッティングのフレーズの面ではライブに近いかもしれません。)その後のパパグロのライブでも演っていますのでよほどお気に入りなのでしょう。
21日のライブ、楽しみです。このブログでも報告したいと思います。





Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

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