Joe McBride / Keys To Your Heart (1996) – Larry Carlton

1曲だけの参加ですが、流れるような美しいプレイとサウンドです。

 1. Highland Park
2. Let's Spend Some Time Together
3. People Make The World Go Around
4. It's Got To Be Love
5. Chit-Chat
6. After Sunset
7. I Can Never Get Enough
8. Miracles
9. High Steppin'
10. You Are My Lady
11. Squeeze Play




Joe McBrideの'94年の作品です。前作の"A Gift For Tomorrow"を聴いて、単なるスムースジャズではない人肌を感じさせる内容が気に入り、その後CDをチェックしていたところ、一年ほど後に新宿ユニオンで本作を発見しました。裏には W(ith) Friendsの記載があり、その中にPhilip BaileyやGrover Washington, Jr.と並んでCarltonの名前がありました。中古で1,000円、速攻でレジに向かいました。

<ギターの聴きどころ>

トレイに入れると前作同様、いい感じの音楽が流れてきました。Carltonは5に参加しています。
飛ばして早速聴きます。
スィングするに16に乗って、哀愁も感じられるメロウなピアノが流れてきたと思ったら、途中からオクターブでテーマにユニゾンするナチュラルトーンが入ってきました。続いてはじけるようなピッキングも交えつつ、流れるようなソロに入ります。ピアノと交互にソロをを分担した後、再びテーマをユニゾン、間にオブリ的なフレーズを差し入れつつ一糸乱れぬリズムで歌うように弾き切ります。335かとも思いますが、この頃はゴールドトップのレスポールをメインに使用していたようなのでここでのギターもそうでしょうか?私めはレスポールは所有したことはおろかちゃんと弾いたことがなくわかりませんが・・・なお、曲名のChit-Chatは雑談という意味だそうです。随分とメロウな雑談!(余談ですが新百合ヶ丘にChit ChatというオシャレなBarがあるのを発見しました。今度のぞいてこようと思います。)
同じく弾むリズムの11では、Jason Bucklinというギタリストがプレイしています。テーマのユニゾンやロングトーンのビブラート、Carltonが弾いていると言われたら信じてしまうようなSqueeze Playです。

前作同様、重すぎず軽すぎずの内容、BGMにするも良し、じっくり聴き込むも良しの好盤です。見つけたらぜひ聴いてください。







Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡ 
Mellow度♡♡♡♡    
お酒のお供度♡♡♡♡  

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