Joni Mitchell / Court And Spark (1974) – Larry Carlton

冷や汗(私にとって)とヴァイオリン奏法に溢れています。

 1. Court And Spark
 2. Help Me
 3. Free Man In Paris
 4. People's Parties
 5. The Same Situation
 6. Car On A Hill
 7. Down To You
 8. Just Like This Train
 9. Raised On Robbery
10. Trouble Child
11. Twisted



Joni Mitchelの’74年の作品です。豪華なメンバー(Wikiにまで出ています)を集め、長い時間をかけ、かつライブ活動も抑えてレコーディングしたとのことで、相当な意気込みであったことが窺えます。ギターなんか重ねまくりです。
Joni Mitchelを知ったのは、社会人になりたての頃、学生の頃の仲間とセッションした時に、ヴォーカルとピアノ担当(今もプロとして活動し、CDでも取り上げていて素敵な歌声を聴かせてくれています。)が、2.を選曲し持ってきたことです。Blues系のギターしか弾いてなかったので、コピーを試みるもCarltonのフレーズが弾けるはずもなく(「好き」と「できる」は別物ですね!)、メンバーの皆様の足を引っ張ってしまいました。その頃はカセットテープでやり取りをしていたのですが、曲もCarltonのフレーズも気に入りましたのでレコードを探しに行ったらとんでもない値段!やむを得ず、中古CDを買いました。その後もCarlton参加作を中心に中古CDを数枚買いましたが、光と陰のギャップが大きく、なんとなく近寄り難いというか、単純な自分なんぞが覗いてはいけない世界のような気がしています。(Steely Danとはまた違う意味で)

<ギターの聴きどころ>
クレジットによれば、6がWayne Perkins、9がRobbie Robertson、10がDennis Budimir、それ以外がCarltonとなっていますので、1,2,3,4,5,7,8,11(3は3がJose Felicianoと参加)に参加ということになります。
生ピのイントロから始まる1、ヴォーカルのバックで、右からお得意のヴァイオリン奏法をヒューヒュー言わせてムードを盛り上げています。後半では同じく右からアコギによるオブリを入れています。
2,アコギのコードストロークからスタートし、ヴォーカルが入ると右からコード、アルペジオ、オブリが入ってきます。かなり特徴のあるサウンドですが、ブリッジ付近でピッキングするとこのようなサステインのない硬質なサウンドが出ます。サビでは左からドライブサウンドも飛び出し、右の小技の効いたオブリとコンビネーションを作ります。ラストはコード進行に合わせたダブルストップやアルペジオで締めます。Carltonのコード進行を理解した上でのフレーズの組み立て、本当にうまいです。(私なんぞはベースにコード拾ってもらいましたがそれすら弾けませんでした)次の3もですが、アコギにオブリにとギター重ねますねえ。ライブで一人でやるのは無理ですよ!(と言い訳させてください)。でも、今だったらもう少しまともに弾け・・・ないと思います。もっと退化しているかも。
4は左右のアコギにセンターにフェイザーの効いたオブリを重ねてきています。Wilton Felderのベースが遊びまくってます。
5でも曲の途中からヴァイオリン奏法が入ります。
8では左のアコギのコード、リフと右のバイオリン奏法はじめとしたオブリの組み合わせになっています。ここでのヴァイオリン奏法はヴォリュームでドライブ量をコントロールして一際Emotionalです。
10なんぞは、リフがSinging&PlayingでのCarltonみたいですがDennis Budimirのようです。
少し不思議な雰囲気を持った11では、参加が確認できませんでした。
Carltonはこの後の作品にも(主にヴァイオリン奏法で)参加します。どうせなら、もっとソロを弾いて欲しかったのですが、Joni自身もギター弾くのでこだわりが強いのでしょうか?あるいは彼女の美学にはギターソロは必要なかった?

Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡         

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