Paulinho Da Costa / Sunrise (1984) – Larry Carlton

Fusionが夏の音楽だなんて誰が決めた?・・・・俺!

A1. You Came Into My Life
 2. My Love
 3. Special Kind Of Love
 4. Carioca
 5. Groove

B1. Taj Mahal
 2. I'm Going To Rio
 3. African Sunrise
 4. Walk Man
 5. O Mar É Meu Chão


 
Paulinho Da Costaの'84年の作品です。パーカッション奏者として、Ralph McDonaldと双璧をなす売れっ子で、私めが持っているアルバムにも数多く参加しています。今日が誕生日('48年生まれなので74歳)です。
ソロ名義では3作目に当たります。私が買ったのは日本盤で、帯にはL.A.ザ・セッション名義のサマー・シルエットと書かれています。曲順もUSのオリジナルと異なっていて、A面・B面が逆になっています。 当時の日本のFusion=夏のイメージに乗っかって、なおかつポップな歌物を頭に持ってきたというセールス上の魂胆が見え見えで笑ってしまいます。(続編はDavid Diggのミント・サマーです。こちらも売り出し方はともかく、内容は悪くなくPaul Jackson Jrの素晴らしいリズムギターが聴けます)
帯のメンバーに惹かれて買ったのはブームが去った90年代の半ばで、しかも冬の真っ只中、エサ箱の中で次の夏まで冬眠予定のものを300円で救出し、ドテラを羽織って熱燗を飲みながら聴きました。お目当てのCarltonのギターはもちろん、豪華なL.A.陣の演奏は充実しており、冬でも楽しめました。
といいつつも毎年、夏の時期だけランニングのお供にしています。まんまとレコード会社に乗せられています。


<ギターの聴きどころ>

曲ごとのクレジットによると、CarltonはA2,A3,A4に参加していると書いています。焦らず、1曲目から聴きます。
歯の浮くような歌詞のラブソングでございましたが、キャッチーなメロディーとヴォーカル、ウキウキするようなアレンジでつかみはOK
です。でも、ちょっと熱燗ではないかも。
続くA2、ナチュラルトーンのテーマ(Clarence Charles?)に続いて、軽いドライブトーンでよく歌う流れるようなソロが入ってきます。おお!これぞCarlton!ホーンの返しとボイパも印象的です。
A3も情熱的な歌詞のラブソングで、ヴォコーダーは余計と思いつつ、いつもより激しいCarltonのソロが入ってきます。低音部から高音部まで縦横無尽でありながら、コントロールの行き届いているフレーズです。アドリブで自然に弾き切ってしまうところが流石です。セカンドソロも!
A4は、中盤以降のダブルストップによるリズミカルなフレーズがCarltonでしょうか?Clarence Charlesのガットソロにつなぎます。
A5はDa Costaの本領発揮のリズミカルなナンバーです。
B1,聴いたことがあるメロディと思っていたら、高中さんがカバーしていました。二人のCharlesのリズムギターに乗せてErnie Wattsがテーマを奏でます。
B2はタイトル通りもろブラジリアンです。
MellowなB3,FunkyなB3も二人のCharlesのリズムギターが印象的です。
ラストはスロウで、George Dukeのメロディオンが美しく歌います。(小学校でやるピアニカで、ここまで泣かせるとは!)
Carltonは前作の「Happy People」にも参加しています。併せて聴いてください。
 




Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡    
お酒のお供度♡♡♡♡
杉山清貴やTUBEより夏を感じる度♡♡♡♡

↑ こっちがオリジナルです。

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