Sadao Watanabe / Good Time For Love (1986) – 松木恒秀

Tatsuki = Matsuki? 疑惑

A1. Good Time For Love
 2. Love Birds Whisper In My Ear
 3. When We Make A Home
 4. Step Out On The Street
 

B1. I Love To Say Your Name
 2. Pogo
 3. All The Way
 4. Loving You Is Easy


 
 
渡辺貞夫さんの'79年の作品です。前作まで海外録音が続きましたが、本作は曲によって異なる日米混合のメンバーとレコーディングしています。(Jimmy Cliff参加のA1,野力さんー土方さん組のA2,A4,B1, Joe CoolメンバーのA3,Bobby BroomやVictor Bailey参加のB2,野力さんー松木さん組のB3,B4)一発目のReggae調のタイトル曲で、Reggaeが余り好みではない私めは、ここでも?と思いましたが、この曲含めリラックした聴きやすいムードの曲が多く、貞夫さんの作品の中でも、最も甘党の人に気に入ってもらえる一枚ではないでしょうか?
70年代後半から80年代中盤までの一連の貞夫さんのレコード、かなり数が出たこともあって、CD復刻後はエサ箱の常連となっていて、私もそれぞれかなり安い価格で購入しました。本作もエサ箱漁りで裏ジャケに松木さんの名前を見つけて、すぐさまレジに向かいました。300円ぐらいでした。内容の良さとは無関係に需要と供給のバランスで値段が決まるので、恩恵を受けておきながらいうのも恐縮ですが、音楽も流行り物で忘れられることも早いことに少し寂しさを覚えました。

<ギターの聴きどころ>

インナーには個別曲のクレジットがあります。それによると松木さんはB面のラスト2曲に参加してます。まずそちらを先に聴きたいところですが、アナログということで、盤のクリーニングなどの儀式を済ませ、A面から聴きました。
A1,前述の通り、Reggae調です。前回の本田竹広さんにも2曲入っていましたが、FusionにはReggaeの要素が取り入れられたようですkkの曲のギターソロ、心なしか前回のA1,A4に通づるところがあるように感じました。
爽やかなA2,野力さんのエレピがバッキングの主体ですが、ストラトのハーフトーンと思しきサウンドが聴こえます。
A3はJeff MironovのアコギとEveのコーラスをバックにWill Leeが美メロを歌います。同じく歌うベーシスト、岡沢さんに似合いそうな曲だと思いました。(本作は不参加ですが)貞夫さんのアルトも一際Mellowです。
そこはかとない哀愁の漂うA4は、ストラトによるバッキングに、ハードなディストーションのソロが入ります。80年代の音ですねえ・・・
スロウのB1もよく歌うアルトのバックでコーラスサウンドによるバッキングです。ヴァイオリン奏法がムードを盛り上げています。
B2はBobby Bloomがヤマハのフルアコと思われるギターでキレのいいカッティングと、ナチュラルトーンでのソロを聞かせます。
さて、お待ちかねの松木さんです。
ムーディーに入るB3,ポンタさん、大仏さんのリズム隊と共にダブルストップ主体の松木バッキングで貞夫さんのアルトを盛り立て、中盤では(松木さんにしては滑らかな)ロングソロをプレイします。右のGaleっぽいカッティングはTohru Tatsukiさんのクレジットですが、本作以外で聴いたことはありません。
ラストのB4,貞夫さんの泣きのアルトに寄り添うように音数は少ないながら、絶妙なオブリを入れます。ソロは右からでタメを効かせた指弾きの熱いプレイです。ソロ後はバッキングも右に移りますが、左でも短いソロがあり、エンディングに向かうテーマではバッキングも左に戻ります。
もしかして、Tohru Tatsukiさん、松木さんの変名による一人二役?(John Lee Hookerも複数の変名を使ってレコーディングしていますし) またまた妄想ですみません・・・・





Emotional度♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡    
お酒のお供度♡♡♡♡

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