Various / Apollo Saturday Night (1964) – Cornell Dupree

Dupreeのキャリア最初期のプレイです。

A1. The Falcons – I Found Love
 2. The Falcons – Alabama Bound
 3. Otis Redding – Pain In My Heart
 4. Otis Redding – These Arms Of Mine
 5. Doris Troy – Misty
 6. Doris Troy – Say Yeah
 7. Rufus Thomas – Rockin' Chair

 
B1. Rufus Thomas – Walking The Dog
 2. The Coasters – T'Ain't Nothin' To Me
 3. The Coasters – Speedo's Back In Town
 4. Ben E. King – Groovin'
 5. Ben E. King – Don't Play That Song
 6. Ben E. King – Stand By Me
 7. Various – What'd I Say
 


 
Black Musicの殿堂であるN.Y.のApollo Theatreで’63年の11月に開催されたライブ盤で、Atlanticレーベル所属のR&Bスターが一同に会し、聴衆と一体となって熱いステージを繰り広げた貴重な音源です。
上京直後に先輩に借りてカセットテープに録音して聴いていましたが、ジャズ批評社から'95年に刊行された「コテコテデラックス」の紹介記事でDupreeの参加を知り、矢も立てもたまらなくレコードが欲しくなり、当時はCD再発もされてなかったようなので結構な値段ではありましたが、黄色いジャケットのLPをめでたく自分の所有物とすることができました。


<ギターの聴きどころ>

このライブの音楽監督をKing Curtisが務め、そのつながりでKing Pinsの一員であったDupree('62年の加入のようです)もバックメンバーとしてステージに立っています。
曲間のMCも含めて、上記の曲順通りステージが進行して行きます。14曲で40分のライブ、1曲あたりは短いため、当然ソロなどはありませんが、スロウでのオブリを交えたバッキング、アップでのリフや独特のリズムでのカッティングなど、のちの個性的なプレイに繋がるDupreeのギターを聴くことができます。
この頃の使用ギターは、長年愛用したテレキャスではなく、残された当時の写真からGuildのStarfireと思われます。サウンドの違いを探るとともに、キャリア最初期のDupreeのプレイを楽しんでください。






Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡

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