Band of Pleasure / Band of Pleasure (1994) – David T. Walker, 山岸潤史

円熟したギターの共演。美しい!

1. Slap Jack
2. B.O.P.
3. Mellow Sunshine
4. Taste Of Tokyo
5. World Of Windows
6. Infrastructure
7. Believe In Me
8. I Can't Go On Without You
9. Don't Say Good Night
David T.,James Gadson,山岸潤史、清水興、続木徹の日米混成のグルーブ・ユニットの1枚目です。(ライブ盤が先行しており、実質的には2作目です。他にスタジオ盤1枚、ボーカリスト版1枚ありますがどれも素晴らしい内容です。)こんな超強力なメンバーを集め、全てを出しきらせてしまう、山岸さんの音楽への情熱と行動力には脱帽です。インスト中心ですが、4,7,8ではGadsonのヴォーカルも聴けます。(見かけによらずハイトーンで味があります)
汐留PITでの’87年のライブ(行きました!Michael Wycoff がKeybordで参加してました)が先駆けだったと思いますが、再結成ライブ、仕事が忙しくて行けなかったことが悔やまれます。しかし、このジャケットでは中身が想像できない・・・

<聴きどころ>

グルーヴィーな1.からメロウなラストまで、全曲二人の円熟したギターがたっぷり聞けます。この頃は二人ともArtexのギターと思いますが山岸さんは曲によって音色を使い分ける一方、David T. は終始「あの音」です。決してバトルにはならず、麗しい?コンビネーションでソウルフルな演奏を繰り広げています。特に、Isley’sのカバーの9.は、山岸さんの弾くテーマも、David T. の後半のソロもトロけるほど美しいです。ずっと聴いていたい気分にさせます。悪用した人も多いのではないでしょうか?(私はしてません)自分のiTunes(今はAppleミュージックになってしまいました)の再生回数はダントツでした。そして今も記録更新しています。
Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡       

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