Salena Jones – Ballad With Luv (1980) – 松木恒秀

多彩な松木さんのバッキング

A1. Did You Know
 2. And I Love You So
 3. Feelings
 4. You Light Up My Life
 5. Bridge Over Troubled Water

B1. The Way We Were
 2. My Everyday
 3. I Can See Clearly Now
 4. Fate Playing A Game
 5. My Way

Salena Jonesの'80年の作品です。当ブログではStuffとのMy Love、セッショングランプリとのFeelings Changeに続いて三枚目の紹介になります。本作も日本企画で、大野雄二さん(key)、ポンタさん・渡嘉敷さん(Ds)、小原さん・大仏さん、岡沢さん(B)などをバックに録音されています。カバー曲が中心となりますが、A1,B2などの製作陣によるオリジナルも含まれます。この頃、立て続けにJVCからアルバムを発売しましたが、少しハスキーで落ち着いた声と、適度にポップで黒すぎないフィーリングが日本で受けたものと思います。男性で言えば、Lou RawlsやJohnny Mathisのような感じでしょうか?(一方で、コアなソウルファンからは敬遠される傾向がありました)90年代に入るとエサ箱の常連となってしまい、この盤も300円ぐらいで買いました。(一連のJVC作品は、他の松木さん参加作品含め、新品で買ったFeeling Change以外全てワンコインで買いました。)最近あまり見ませんが、再評価されて価値が上がっている?

<ギターの聴きどころ>

松木さんは全曲参加で、様々なバッキングパターンやオブリが聴けます。B3のみ、短いソロがあります。(この後のStormy With Luv、Kenny Burrell参加のMelodies Of Loveの三部作では最も露出度が高いと思います)。和製 Eric Gale と評される松木さんですが、DupreeとDavid T.の影響も強く、
  Gale    →  渋いチョーキングとタメたソロ、ミュートをかけたシングルトーンバッキング、
          重いカッティング、バイオリン奏法、トリル
  Dupree  →  軽快なカッティング、2&4弦または1&3弦のスライドを多用したダブルストップ、
         ウラの強いリズム感、時折り交える指弾き
  David T. →  1&2弦のダブルストップとかけ上がり、コードに小指トリルを絡めたバッキング、
          ソフトなピッキングタッチ
などを消化吸収し、独自のスタイルを構築したと思うのですがいかがでしょうか?(学術的に分析したわけではないので大変僭越かつ恐縮です。)楽曲に最適なフレーズを的確に組み立てていき、決して無駄に弾きすぎないところが素晴らしいです。

Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

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