Shining Wave / アンリ菅野 (1979) – 松木恒秀

松木さんギターの見本市!

A1. Anli's Theme
 2. Wave
 3. Can't Take My Eyes Off You
 4. We'll Be Together Again
 5. This Lady
 6. I Feel A Song
B1. The Girl From Ipanema
 2. Fancy Fly
 3. Don't Let Me Be Lonely Tonight
 4. Change Of Heart
 5. My Love
 6. Closing Theme For Anli
実力派ジャズシンガーの1979年の作品です。アンリ菅野さんは、1986年にギターマガジンを見て購入したDavid T. Walker 全面参加のSunshine Dream(次作の My Funny ValentineもDavid T.全面参加で、いずれも必聴です) で知り、少しクセのあるヴォーカルが気に入り、レコード屋に行くとチェックしていました。しかし阿川さんや秋本奈緒美さんと比べると出現率は1/100ぐらいで、なかなか見かけることがなくお値段もなかなかでした。新宿Unionのジャズ館で、日本のjazz廃盤セールなるものを非定期にやっており、松木さんの名前や、大好きなB3(James Taylor原曲ですが、Isley や房之助さん、タイロンさんばかり聴いていて、本家を聴いたのは数年前です)確か2000円ぐらいで買いました。その後のプレイヤーズの前身となるコルゲンバンドをバックに、カバーに4曲のオリジナルを取り混ぜて、ライナーノーツにもクロスオーバーをやりたいと書いてあり純ジャズの世界にとらわれずのびのびと歌っています。

<聴きどころ>

この盤も松木さんのギターがふんだんに聴ける数少ないLPです。針を下ろすと、珍しいアンリさんのシャウト後、ファンキーなカッティングが聞こえてきます。続くA2.は超有名なボサノバ曲が、斬新なアップテンポにアレンジされ、転がるようなハイポジションでのカッティングと重いながらもキレの良いカッティングを使い分けています。A5,B1,B3では、粘っこいBluesyなフレイズが耳に残ります。リバーブが薄いので乾いた音色に聞こえますが、タメとツッコミを使い分ける表現力は流石です。様々なパターンが次々と繰り出され、引き出しの多さに驚きます。(後半にはオーバードライブサウンドまで飛び出します)変な表現ですが、松木さんのギターの見本市のようにお得意のフレイズが散りばめられていて、飲まずに真剣に聴くもよし、飲みながらゆったり聴くも良し、のお得な一枚です。最近余り見かけませんが、松木さんファンの方は見つけたら速攻買ってください。

Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡       

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