Stanley Turrentine With Milt Jackson / Cherry (1972) – Cornell Dupree

JazzyでBluesyなサウンドに鷲掴みにされます(どこを?)

A1. Speedball
 2. I Remember You
 3. The Revs

B1. Sister Sanctified
 2. Cherry
 3. Introspective
 

Big Boss、Stanley Turrentineの'72年のアルバムです。Hank Crawford同様、BluesやSoulのテイストが強いSaxです。テナーで音域が男性ヴォーカルに近く、音色も太いため、よりBlack Feelingが際立ちます。この人も、裏ジャケでDavid T.やGale、Dupreeの名前を見つけ、ジャケ買いから始まって、徐々にのめり込んだ一人です。やはりUnionのJazz館にコーナーがあり、当時は70年代〜80年代の作品はそれほど高値は付いておらず、短期間に買い集めました。本作は、タイトル通り、Milt Jacksonとの双頭アルバムで、ビブラフォンの甘い音色のせいもあって、前作のCherryほどの緊張感はなく、程よいリラックス感があり、聴きやすく感じます。曲数も倍あり、インプロビゼイションというよりは、テーマの美しさなど、シンプルさやノリを大事にしたのではないでしょうか?飲みながら聴くには、断然こっちです。(とは言え、それぞれのソロは聞き応え十分です)。それにしても、ジャケットが格好いい!Sugarは足舐めでしたが、本作は鷲掴みで、甲乙つけがたい迫力です。こうなるとやはりサイズの大きいLPが欲しいところです。次は何が来るのか?もっとエスカレートするのか?と期待していましたが、翌年のDon't Mess With Mister T.では、ドスのきいたTurrentine自身の写真になり、この路線は2作で終わってしまいました。残念!

<聴きどころ>

DupreeはTurrentine作品初参加と思います。CTIですので、Gale が忙しすぎて捌き切れず替わりにDupreeに回した仕事の一つかもしれません。一発目は、Jazzyなコードバッキングから入り、DupreeはJazzもいけるのか!と思いましたが、聴き進めるとA3. B1.ではソロを披露しており、いつものDupree節でした。Jazz ギターと言えばフルアコの時代だったと思いますがいつもよりはソフトなものの硬質なテレキャスのトーンで押し通しており、プレイもサウンドもこの時点で自分のスタイルが確立されていたのだと思いました。(そしてこの後40年貫くとは!)。やはり、B1的な曲がハマっているように感じます。(この曲はBernard Purdie来日時にもやっています。ギターは山岸さん)

Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡ 

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