Teruo Nakamura(中村照夫) – Super Friends (1985) – Larry Carlton

テクニシャン集団のテクニックを感じさせない名盤です。

A1. When You're Near
 2. Toe To Toe
 3. La Chat (I Am A Cat)
 4. Country Weather

B1. Hip Pocket
 2. Bam!
 3. Night Cap
 4. She Talks To Me



 
 
中村照夫さんの'85年の作品です。中村さんは'60年代からアメリカで活躍するベーシスト&プロデューサーで、Stanley Turrentineのバンドへの参加はじめ、多くの著名なミュージシャンと共演しています。本作では、自身のベース演奏はB4の1曲のみで、サウンドプロデューサーとしてアルバムをコーディネイトでしています。Gadd、Marcus Millerのリズム隊はじめ,照夫さんのタイトル通りのスーパーフレンズ(参加メンバー)豪華です。ライナーノーツによれば、当時の自分のアイデンティティを結実させたかっったとのことで、気心の知れた親交の深い仲間を集めたのでしょう。これだけの達人、火花散るようなインタープレイが繰り広げられるかと思いきや、内容はキャッチーで、ぱっと見(パッと聴き?)難しさを感じさせず、万人に受け入れられる親しみやすさがあります。もちろん随所に各ミュージシャンのテクニックやセンスは散りばめられていますが、「音楽」として、音を楽しんでもらうことを優先したのでしょうか?じっくり聞き込むこともBGMとすることもできます。
私は95年ごろエサ箱からCarltonの名前を発見してゲットしましたが、最近あまり見ません。

<ギターの聴きどころ>

Carltonは、A1,B1の各面の頭でギターソロを弾いています。
A1はPopさとGrooveが同居しており、少し哀愁も混じったヴォーカルのメロディーと、張り替えたばかりのベース弦でのスラップが印象的です。各楽器の入り方も計算されており、Carltonは盛り上がった後半にハイポジションでのプレイ中心のよく歌うソロで入ってきます。右からはディレイ音?かぶせ?のフレーズもかすかに聞こえます。
FunkyでPopなB1はテーマを奏でます。チョーキングと休符を巧みに取り混ぜたフレーズで高らかに歌い上げています。
オブリの達人が合いの手をコーラスパートに任せ、メロディを弾いているところがいつもとは逆の役回りで面白いです。
この時期はValley Artsをメインにしていた時期かと思いますが、写真には335らしいギターが写っています。(左下)
上記の曲でのバッキング、他の曲でのギターはBarry Finnertyです。Crusadersにも一時期参加して、CarltonやDavid T.の強すぎる個性に隠れてなんとなく印象が薄かったのですが、ここでは派手さはないものの曲にマッチするヴァーサタイルな好サポートをしています。一際MellowなB3は曲全体が初期のFourplayのようなサウンドで、Finnertyも派手さはありませんが美しいプレイをしています。ソロ作も数枚出していて、多彩なプレイをしています。





Emotional度♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡  
酒のお供度♡♡♡♡

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