弘田三枝子 76/45 (1980) – 松木恒秀

多彩な松木さんのバッキング

A1. You Are The Sunshine Of My Life
 2. Flying Home
 3. Jojo

B1. The Shadow Of Your Smile
 2. My Funny Valentine
 3. My Love


日本の誇るポップス歌手、弘田三枝子さんの'80年の作品です。我々松木さんファンには、My Funny ValentineとIn My Feelingが愛聴盤になろうかと思いますが、本作はその延長線上にありつつもデジタル録音などを駆使した音質を追求したオーディオ面での実験作(「ラベルにもマニアを追い越せ!大作戦」などと書かれております。インナーにも、録音機材やマイクのセッティングについて図解入りで解説されています。)として、45回転のミニアルバムの形でリリースされました。とある事情から杉本さんとの共演はなくなり、本作は、Shine Wave Band と称するコルゲンさんを中心とするセッションバンドがバックを務めています。(実際は松木さん(G)、岡沢さん(B)、渡嘉敷さん(Ds)のグループ(A1.B3)と、直居さん(G)、大仏さん(B)、武田光司さん(DS)のグループ(A2,A3,B1,B2)に二分されています。)なぜか、大仏さんが曲によって本名とニックネームが使い分けられていて笑いました。写真 ← クリックしてください。高音質盤、サウンドチェックは厳しかった一方、インナーの原稿チェックは甘かったのでしょうか?(私も誤字脱字多く天唾ですが)あるいは、ほんとに別人?
新宿Unionで2400円ぐらいでした。6曲なので1曲あたり400円,迷いましたが買って正解でした。(相変わらず器が小さくてお恥ずかしいです)

<ギターの聴きどころ>

松木さんは2曲に参加しています。Stevie WonderのA1では、軽やかなコンガに導かれ、曲やアレンジにマッチした爽やかなフレーズで入ってきます。ボーカルやホーンの合間を縫うバッキングを経て、やはり爽やか係数が高いソロを披露します。いつもの松木節ではありますが、曲に有った音の選び方、タイミングなどで曲のイメージに見事にマッチさせています。(GaleやDupreeだったら自分のフレーズで弾き切ってしまうところだと思いますが、さすがは松木さんです)Paul McCartneyのB3では、いつものバッキングやオブリをヴォーカルに絡めて行きますが、高音質盤のため、心なしか(単なるプラシーボ効果?)ピッキングやフィンガリングのニュアンス、ギターのサウンドそのものもいつも以上に鮮明に感じられ、味わい深さも倍増しています。(インナーの写真には黒いセミアコサイズのハードケースしか写っていませんので、なんのギターかは特定できませんでした。)
他の曲での直居さんのギターも、A2での細かいコードの刻み、A3での単音&コードのカッティング、B1でのJazzプレイなど、バリエーションに富んだプレイを聴くことができます。こちらは、裏ジャケ及びインナーの写真で、愛用の335とL5を使っていることが確認できます。


Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

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