金子晴美 / The Name is Harumi (1982) – 松木恒秀

灯りを消して松木さんのギターを聴きましょう

A1. The Name Is Harumi
 2. This Cloud Be The Start Of Something
 3. Side By Side
 4. One O'clock Jump
 5. Lady Put The Light Out

B1. Jeepers Creepers
 2. Good Morning Heartache
 3. A Night In Tunisia
 4. To Dance With You
金子晴美さんの’82年作品です。'80年代は、阿川泰子や秋本奈緒美はじめ女性Jazzボーカルが全盛でしたが、美女派と実力派に二分され(勝手に二分しています)、この人は後者でしょうか?(決して美女でないとは言っておりません、為念)ライブハウスでの経験が長いようで、英語の発音もしっかりして(前述の二人が発音がダメとは決して言っておりません。為念)安心して聞けます。(前述の二人が安心して・・もう止めます・・・)こないだも新宿のunionで380円で売ってました。もう一枚予備で買おうかとも思いましたが他の方々にも聴いて欲しいので止めました。見つけたら即「買い」です。(桑田さんのカバーアルバム『Special Menu」はじめ、他にもいいLPがあります)

<聴きどころ>

 ギター的には、なんと言ってもA5.です。松木さんが右ch/左chで多重録音と思います。(杉本さんではないと思いますが違っていたらすみません。)イントロ、オブリ、ソロ、エンディングまでタメの効いたフレーズを両チャンネルから連発していて、松木さんの数ある名演の中でも、必聴です。硬質な音色は、GaleというよりはDupreeぽいです。(ちなみに、Joe CockerのバージョンではDupree が弾いています。オリジナルのFrankie Valli はよくわかりませんでした。Spinozza?)B3. の重みのあるカッティングもユニークです。

その他の曲での杉本喜代志さんのプレイもJazzyです

Emotional度♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡         

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