A.S.A.P. (As Soon As Possible) – Brotherz & Sisterz (1994) – 山岸潤史

飽きて売っぱらうのもASAP、ああ無情・・・

 1. Soul Together ~Prayer~ (飯塚昌明)
 2. Soul Seeker (Mitsumasa Kubota)
 3. Nakanaide (西野やすし)
 4. I Wanna Know (西野やすし)
 5. The Midnight Door (飯塚昌明)
 6. Too Late To Say (西野やすし)
 7. Aishite (山岸潤史、Mitsumasa Kubota)
 8. Wishing On A Star ~Kaerokana~ (飯塚昌明)
 9. Taxi (飯塚昌明)
10. I Love Tokyo(山岸潤史)
11. Hard To Say Goodbye(Mitsumasa Kubota)
12. Soul Together(飯塚昌明)


 A.S.A.P. (As Soon As Possible)の'94年の作品です。A.S.A.P. ユーミンの英詞カバーで’90年に華々しくデビューした女性3人のユニットで、50万枚売れたという1stには、卒業写真1曲だけDavit T.が短いソロで参加していました。(私もDavid T.目当てで買いました。ブルースファン、ソウルファンの友人たちからは軽蔑されましたが。50万枚のうち、1万枚ぐらいはDavid T. ファンが買った?)バブルの絶頂期と重なったこともあり、ユーミン以外の日本のヒット曲も含めたカバーにオリジナルを少し交えたCDを立て続けにリリースしたようです。バブルの崩壊以降失速し、解散(自然消滅?)してしまったようで、それらのCDは数年後にはブックオフの100円コーナーで叩き売られていました。(一枚目と最終作以外は、本盤含めて100円で買いました)。前作までは海外のミュージシャンによる録音でしたが、本作は(買ってから気付いたのですが)日本のベテラン&新進気鋭のミュージシャン(ギターは曲名の後にカッコ書きしました)との録音で、より丁寧に作られており、内容的にも演奏的にもこの盤が最も気に入っています。その他の盤も、曲の良さや、少しStephanie Mills っぽいリードのそれなりの歌のうまさもあって、結構楽しめます。何より、今では当たり前になったユーミンはじめ日本のアーティストの英語カバーの先駆けとしての役割は大きかったと思います。しかし、当時のリスナーの方々、飛びつくのもASAPですが、聴き終わると売ってしまうのもASAPだったのですね。(私のようなセコいコレクターはお陰で得しましたけど)。少し前にベスト盤が再発されたみたいです。

<ギターの聴きどころ>

早速開封し、CDをトレイに入れつつインナーを眺めたら山岸さんの名前が!つのだ⭐︎ひろさんも!飛ばして聞くのがCDのいけないところと思いつつ、まず7.と12.を聴きました。7.は和田アキ子さんのカバー(浜田省吾さん作)で、Rockin' Soulの原曲の面影を残しつつ(残してないかも?)、お洒落に変身しています。山岸さんは左チャンネルのカッティングかと思います。12.は、つのだ⭐︎ひろさんのカバー(というか本人もDuetしています)で、ここでは、バッキング・オブリ・ソロともためタメのMellowフレーズが盛り沢山です。しかし、本作でのそれ以上の発見は、3.4.6.での西野やすしさんのプレイです。セクシーなタメと抑揚のあるフレーズは、初めて聴いた時には、山岸さんではないかと思いましたが、よりソフトで、やや上品な感じです(山岸さんすみません、)。当時は情報がなく、一体誰?という感じでしたが、ネットの普及で塩次伸二さんとも交流の深い京都のギタリストであるとわかりました。(格闘家でもあるらしいです)。本当にいいギターを弾く人なので参加作品を探していきたいと思います。松原みきさんの5.鈴木聖美さんの9.で弾いている飯塚さんはつのだ⭐︎ひろさんのバックが多いとのことですが、器用でどんなタイプのギターも弾ける人のようで、曲にハマるプレイをしています。
本作、100円とは思えない充実した内容です。最近は再評価されて値上がりしているようですが、見つけたら是非聴いてください。

Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

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