ChickenShack – ChickenShack VII (2013)- 山岸潤史

20数年前と変わらないMellowな世界でした。

 1. Have Yourself A Merry Little Christmas
 2. Flow
 3. Go
 4. It's Rainin' On My Heart
 5. October Sky
 6. You Make Me Feel Brand New
 7. Thrill Ain't Gone (We're Still Together)
 8. Have You Met Johnny G ?
 9. Christmas Time Is Here
10. Walk Alone


'13年のChickenshackのリユニオン盤です。前年の'12年の3月には再結成ライブを東京と大阪で行っており、私も3月31日のBlue Note東京でのライブに行ってきましたです。初のBN東京でしたが、かつての六ピやJrokichiとは勝手が違い、ついでに客層と酒とつまみの値段も違い、なかなかにアウェイ感を感じましたです。しかし、メンバーが出てきて最初の一音を出したときにはもう周りは関係なく、あの頃に戻りました。奇しくも山岸さんも「音楽はタイムマシン」みたいなMCをして、不覚にも涙がこぼれました。最初期メンバーのDarek Jacksonの元気な姿を見れたことも嬉しかった!恰幅の良くなった山岸さん、坊主頭っぽい土岐さんなど皆様、それなりに歳を重ねられましたが、演奏自体は昔と変わらない素晴らしさでした。その翌年6月に今度は本作がリリースされました。速攻で手に入れました。事情はわかりませんが、またしてもベースは清水興さん、Wornell Jonesに、ドラムは鶴谷智生さん、Fuyuさんに変わっていますが、バンドカラーそのものは20年以上前と変わっていません。如何に土岐さんと山岸さんのサウンドキャラクターが強かったかを改めて感じました。

<ギターの聴きどころ>

前年のライブでは、オールドの345と緑のテレキャスでしたが、本作はそのテレキャスと思います。シングルサイズのハムでタップでシングルにもなるようです。本作、シングルの音もハムのサウンドもあるので納得です。
発売は6月と言うのに、1曲目からクリスマスソングです。土岐さんのソプラノのロングトーン何も変わってません。山岸さんのタメるソロも!この曲ではシングルのクリーントーンです。
もう1曲の9は、元々TVアニメ『A Charlie Brown Christmas』のためにジャズ・ピアニストのVince Guaraldiが作った曲で、美しいメロディです。この曲ではバイオリン奏法を多用したオブリから、土岐さん、続木さんに続いて、これまた情感たっぷりのソロで、スヌーピーとピーナッツの仲間たちも聞き惚れていることでしょう。
その他の曲でも、23年前と変わらないChickenshackの世界です。EW&Fのオマージュの5、Stylisticsのカバーの6、B.B.のヒット曲とタイトルが似ている7、Johnny "Guitar" Watson(私も大好きです) に捧げられた8など、Soul、Bluesの先達への敬愛に遊び心を交えながら情感たっぷりのプレイを聴かせてくれます。
意味深な10(山岸さんのギターも、土岐さんのサックスも歌っています)で幕を閉じます。
もう1枚ぐらいと期待していましたが、土岐さん亡き後、それも叶いません。この顔ぶれだったからこそできた不世出の音楽であり演奏だったと思います。大事に聴き続けます。


Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡

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