Chickenshack / Prime Time (1991) – 山岸潤史

クリスマスソングは1曲だけですが絶品です。

Disk 1
1. From Tokyo With Love
2. A Silent Love
3. Sensation
4. Slow Motion
5. Gonna Be Alright
6. Love T.K.O.
7. Stop On By
8. 2 1/2 Nights

Disk 2
1 At Temps
2 Medley:Stinky Snake~Godzilla On My Pillow~No To Johnny Good Time
3 Reunited
4 Flowers For Lena
5 Christmas Songs:Christmas Song~Please Come Home For Christmas



'91年のChickenshackのライブ盤です。リリースはクリスマスを前にした11月でしたが、同年の7月13日、14日の六ピでのライブが収録されたようです。ラストのクリスマスソングメドレーも開演前に録音されたとインナーに書いてあります。まだ梅雨時じゃあございませんか!見事に騙されました。私の夏のクリスマス盤買いに通じるものがありますね。ないか?
私自身も、六ピやJirokichi、大箱の九段会館など、何度もライブに通いました。いつも超満員で当時の人気の高さを象徴していました。(残念ながら収録時のこのライブには行けておりません。)本作は、Chickenshackとしての活動がほぼ終わりに向かっていた時期で、ベスト盤やコンピ盤、リユニオン盤を除けば実質的なラストアルバムになります。それほど長くない活動期間の中で、BassとDrumsは交代していますが、本作ではBobby Watsonと沼澤尚さんです。1st、2nd、直前のLoving Power IIからの選曲が多く、スロウ、ミディアム、Funkがバランスよく構成されています。


<ギターの聴きどころ>

2日分の編集なのでライブの曲順通りではないと思いますが、すんません、1枚目の前半1~4、山岸さんのギターまだ本調子ではない堅い感じがします。(特にディストーションのソロがいつもより多く音を詰め込んでいる一方で、少し泣きと迫力が弱い気がします)
ストラトからハンバッキング系(セミアコ、フルアコ?)に持ち替えたと思われる4では、Bobby Watsonのロングソロに触発され、繰り返しフレーズを多用しながら、Mellowさを追っかけているのですが、まだ暖まり切っていないでしょうか?5のWornell Jonesのハスキーなヴォーカルは、オリジナルのTeddyとはまた別のセクシーさを感じさせます。(余談ですが、Wonell Jonesを初めてみた時、腰の細さとしなやかさに驚きました!)
スロウの8では、本領発揮で、タメと粘りと泣きが同居するセクシーなソロが聴きものです。後半、ヴォーカルと絡んでMe & Mrs.Jonesのリフが入っていてライブならではの楽しさです。
2枚目に移って、オクターブのリフが印象的な1からスタートします。1stでのプレイよりさらにタメとダイナミクスを効かせて焦らしているようなプレイです。一転してfynkyな2のメドレーでは、カッティングのリフから激しいソロまでエンジン全開のプレイです。再びスロウの3を挟んで、作者のDarek脱退後もアンコールの定番であった4です。何度聴いても美しいメロディです。今回もストラトでのプレイですが、1度だけライブでES347でのプレイを聴きました。フレイズは若干変えていましたが、情感たっぷりのプレイであることには変わりませんでした。
ラストがクリスマスメドレーです。土岐さんのSaxに負けず劣らず、歌うようなセクシーなプレイです。ピッキングに箱鳴りが感じられ、この曲はフルアコでしょうか?Artexのシグネイチャーモデルの試作品かもしれません。レコーディングが夏であったことを忘れさせるクリスマス感にあふれた名演です。
ChickenshackのCD、最近みかけませんが、見つけたらぜひ聴いてみてください。


Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡

Amazonにはありました。

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