Eye To Eye / Shakespeare Stole My Baby (1983) – Larry Carlton

ポップな曲調に拘わらずCarltonの激しいプレイが聴けます。

A1. Shakespeare Stole My Baby
 2. Tonight Insomnia
 3. Falling For A Funny One
 4. Jabberwokky
 
 
B1. Lucky
 2. T.W.A. Sari
 3. Something Good
 4. Mermaid Man
 5. Are You Listening?
 
 
 


Eye To Eyeの'83年の作品です。Deborah Berg(Vo)とJulian Marshall(key)によるデュオの2ndで、1st同様、Gary Katzがプロデュースを担当しています。その人脈と思いますが1枚目ではJeff PorcaroやChuck RaineyなどSteely Dan参加の豪華なミュージシャンが参加し、本作でもDonald Fagenが客演し、ギターではCarltonとLukatherが参加しています。(本人たちよりバックの方が有名なのでは?)
本作は、AORのガイドブックに掲載され、そこでCarltonの参加を知り長らく探していた作品です。10年ぐらい見つけられずにいたのですが、下北の100円セールにむき出しのまま置いてあり、その日はそれ以上の他のレコードの確認を中止し、速攻で捕獲しました。
早速聞きたかったのですがさすが100円汚れが著しく、盤面を入念にクリーニングしてからターンテーブルに置きました。

<ギターの聴きどころ>

インナーには歌詞と共に個別のクレジットがあり、CarltonはA3,B2,B3の3曲にソロで参加していました。
哀愁を感じさせるA3、イントロからあのドライブサウンドとよく歌う官能的なフレーズが聴こえてきました。ヴォーカルのバックでも絶妙なピッキングタッチとチョーキングによるオブリが聴こえてきます。中間とエンディングの2度のソロでも、いつもより激しさを感じさせつつも、空間を生かした緩急のある流れるようなソロが聴けます。
ReggaeぽいリズムのB2も、愛感のある雰囲気の曲でここでもイントロからギターが印象的なフレーズを奏でます。ヴォーカルにレスポンスするフレーズもパターン化されていない低音部から高音部まで駆使ししたアドリブと思われるプレイで引き出しの多さを感じさせます。エンディングの向けての情熱的なフレーズも聴きごたえ十分です。
B3はRock'N'Roll調で、Carltonもよりトレブリーなサウンドでリフをプレイします。ソロでは、2本重ねてお得意のハモリを披露します。この頃は335から離れていた時期なのでValley Artsのストラトでしょうか?
A1,B1,B4,B5はLukatherがソロパートを担当します。本作では、Carltonもいつもより激しいプレイをしており、逆にLukatherはいつもより抑えたプレイをしてい流ため、二人のプレイが似て聴こえますが、オブリによる絡みが少なくソロに集中している、アームを使用している、ビブラートの幅が大きい、泣きより勢いに重きを置き弾きすぎているなどの違いを感じました。(GaleとBenson,Otis RushとBuddy Guyの違いのようなもの?)
なお、バッキングはDomenic Troianoで、個性の強い二人の後ろで的確に職人の仕事をしています。自身のソロも数枚出しているようですが未聴です。手持ちのレコードではDiana RossやJoe Cockerのアルバムにクレジットされていました。
なお、1stでは、Elliott RandallとRick Derringerがソロを弾いています。(自分はこの作品以外でこの二人のプレイをおそらく聴いたことがありません)



Emotional度♡♡♡♡ ギターはそれなりに激しいです
Bluesy度♡♡♡♡ このレコードの中でCarltonだけがBlues Feelingを出しています 
Mellow度♡♡♡ PopですがMellowとは少しちがうかもです
酒のお供度♡♡♡

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