Larry Carlton / Salute Japan Tour~The Crusaders – Steely Dan – Fourplay~

5月3日2ndセットのライブレポートです。感動!

 1. Minute By Minute
2. Smiles And Smiles To Go
3. Black Friday
4. Deep Into It
5. Put It Where You Want It
6. Soul Caravan
7. (It Was) Only Yesterday
8. Blues Force
9. Black Cow
10. Kid Charlemagne
11. Room 335
12. Bali Run





5月3日、CarltonのBillbord Live Tokyoの来日公演に行って来ました。東京、大阪、横浜の全公演が終了しましたので、簡単ですがレポートさせて下さい。昨年のBlue Note Tokyoでの"Thru The Dacade” に続く生Carlton、予約開始と同時に席をゲット、当日は天候にも恵まれ、私自身が体調不良ではありましたが、乃木坂駅から東京ミッドタウンまでの道をワクワクしながら歩きました。Billboard Live Tokyoはもちろん、東京ミッドタウンに入るのも初めてで、オシャレな雰囲気とモノの値段の高さにビビりながら、4回の会場に向かいます。入り口には看板が掲げられており、2nd公演、18:30ぐらいに会場に入ったのですが、すでにほぼ満席、自分は3FのS指定席で、ラッキーにもステージセンターでした。年齢層は高めです。そして飲食物の値段はもっと高めでビール1杯1250円です。(昨年のBlue Noteも、3月のCOTTON CLUBも1000円超えでした。)周りの方々がもっと高い料理を並べていることに驚きつつ、またスーパードライは好きじゃないんだよなあなどと思いつつも消去法的に注文しました。
ステージには、チェリーサンバーストのSireとBludotoneが鎮座していました。
バックにはオシャレな高層ビルと夕暮れに向かう晴れた空が広がっています。届いたビールをちびちび飲んで開演を待ちます。
19:00になりナレーションと共にバンドが登場すると会場は拍手に包まれます。以下のメンバーです。
Travis Carlton (Bass)
Ruslan Sirota (Keyboards)
Mark Douthit (Saxophone)
Barry Green (Trombone)
Gene Coye (Drums)
ドラムス以外は昨年と同じメンバーです。
木綿のシャツにデニムカジュアルないでたちのCarltonが登場、ギターを手に取り演奏が始まります。
1曲目、2曲目は自身のアコギでのソロに収録されていた曲で、昨年も続けて演奏されていました。
Steely Danの3曲目、自作の4曲目、クルセの5曲目6曲目、自作の7曲目まで、やはり昨年演奏された曲で、MCもそこそこに曲が続きました。
もしかするとCarlton自身があまり体調が良くないのか、時々額を拭うような仕草を見せ、リズムがずれたりピッチが怪しかったりと見ていて(聴いていて)違和感を感じる場面があり、なんとなくバンドの演奏から浮いている気がしました。あるいは私自身の体調が良くなかったせいかもしれませんが、いつもの流麗さがあまり感じられませんでした。
8曲目はFourplayの6枚目からです。
再び昨年も演奏されたSteely Danの9曲目に続き、ちゃんとに弾けるかなとばかりに左手の指をストレッチするジョークから10曲が始まります。ギター史上においてもベストソロと言われるこの曲ではようやく本領発揮したような勢いと流麗さがあり、この日においてもベストプレイと思います。
お約束の11、イントロのコードも自身でプレイし、レコードと比べると少し落としたテンポの中で、ドライブを抑えたトーンが円熟を感じさせます。昨年同様3分程度のショートバージョンですが、会場も一際盛り上がり、アンコールでないのは意外でしたが、やはりこの曲を聴かないとライブが締まらない気がしました。
一度退場、アンコールで再度ステージに戻ると、始まったのはなんとFourplayの1st(Ritenour期)に入っていたBari Runで、意外な選曲でしたが、LiveのDVDではCarltonも演奏していたのでFourPlay時代のお気に入りの曲なのでしょう。テーマのオクターブ奏法もナチュラルトーンでのソロもRitenourのプレイとは異なり、それぞれに素晴らしいのですが、流れるようにフレーズをつないで行くCarltonのプレイをより好ましく感じました。
トータル70分程度、パッケージショウの印象を受けつつも、MCを極力少なくし時間いっぱいまで曲を演奏してくれました。今年もあの335にお目にかかれなかったことは残念で、また前半の不調?は心配でしたが、生で体験できたCarltonのライブ、大満足でした。
会場で配られていた冊子?によれば大規模なワールドツアーは今回が最後とのことですが、また来日いただけること祈りながら会場を後にしました。



Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡
お酒のお供度♡♡♡♡♡

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