Fourplay / 4 (1998) – Larry Carlton

予想外のような?予想通りのような?Carltonへの交替でした!

 1. Still The One
 2. Little Foxes
 3. Sexual Healing
 4. Charmed, I'm Sure
 5. Someone To Love
 6. Rio Rush
 7. Piece Of My Heart
 8. Slow Slide
 9. Vest Pocket
10. Swamp Jazz



Fourplayの'98年の4作目です。Bob James(key)、Harvey Mason(Ds)、Nathan East(B)、Lee Ritenour(G)というメンバーで90年に結成され、多くのメディアで取り上げられ、セールス的にも成功しましたが、Ritenourの多忙から前作Elixirから3年ブランクがあり、ギターは本作からCarltonに交替しています。(Jonathan Butlerなど複数の候補がある中から決定したようです。Carton自身は、ちょうど契約が切れるタイミングで熱心に口説かれたので参加を決意した、というようなことをインタビューで答えていました。)CarltonとRitenourという2大Fusionギターの大物によるまさかのメンバーチェンジで、ガセネタかとも思いましたが、Ad Lib、Jazz Life、ギターマガジン、ヤングギターなどで大々的に取り上げられ、一体どんなサウンドになるのか興味津々に発売を待ちました。



<ギターの聴きどころ>

CDをトレイに入れると、聴き慣れたFourplayサウンドが聞こえてきます。Carltonはオクターブで入ってきた後、強く弦を弾きロングトーンのチョーキングを交えたこれまでのFourplayにはないプレイを聴かせます。Oldのテレを使用したというギターサウンドもやや硬質で、指弾きを交えたピッキングアタックが曲にスパイスを加えています。(Valley Artsのストラトやテレから335へ回帰する過渡期に当たり、この時期は色々なギターを使っていました)
2,7,10では、おそらくValley Artsであろうアコギでのプレイです。
El DeBargeの歌うMarvin Gayeのカバー3では、ワウバッキングに加え、絶妙なオブリを加えています。
自作の4も、オクターブ、ピッキングダイナミクスを多用し、違和感ない曲とサウンド、プレイです。
Babayfaceがコーラスで参加する5では、シングルノート、コードのバッキングに加え、ピッキングやチョーキングのニュアンスが見事な美しいソロを披露しています。
アップの6は、オクターブテーマに加え、圧巻のブルージーなソロです。Fourplayでこのチョーキングビブラートが聴けるとは!
スロウの8は、情感のこもったプレイが聴き物です。ナチュラルトーンでもドライブトーンでもこういう曲でのCarltonの表現力は絶品です。
参加直後のレコーディングでまだ馴染んでない、遠慮が感じられるとの評価もありましたが、自分は全くそのようには感じませんでした。自身の持ち味を失うことなく、Fourplayのサウンドに溶け込み、調和のとれた美しいプレイを聴かせてくれています。スムースジャズの代表的な扱いを受けていますが、Emotionを感じます。クリスマス企画盤のSnowbound、続くYes,Please、Heartfeltはさらに本領発揮で必聴です。




Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡ Blues Feelingがあるギタープレイです
Mellow度♡♡♡♡♡ 
酒のお供度♡♡♡♡♡

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