Gladys Knight And The Pips / The Classic Christmas Album (2013) – Eric Gale

2023年12月23日 2023年12月23日

domon@guitar

オリジナル盤とクレジット、クリスマスプレゼントでください。

 1. Do You Hear What I Hear?
 2. Santa Claus Is Comin' To Town
 3. Christmas Song, The (Chestnuts Roasting On An Open Fire)
 4. This Christmas
 5. Jingle Bells
 6. Night Before Christmas
 7. It's The Happiest Time Of The Year
 8. Away In A Manger
 9. When A Child Is Born
10. That Special Time Of Year
11. What Are You Doing New Year's Eve?
12. Silent Night
13. Bless This House
14. The Lord's Prayer

 


 
またまたクリスマス便乗でGladys Knight And The Pipsの'13年の作品です。'19年の夏頃、ユニオンの安棚からGetしました。後で分かったのですが、'75年の”Bless This House”（1、3、6、8、12、13）と先日紹介しました”That Special Time Of The Year”（それ以外）から選曲されたクリスマス曲コンピ盤です。これまたなぜコンピ盤での紹介かというと、1.にGaleと思しきギターが入っているのですが、オリジナルの”Bless This House”が未だ入手できないため本作で代用させていただくためです。サンタさん、オリジナルのLPをクリスマスプレゼントでください。

＜ギターの聴きどころ＞

1.はクリスマス曲の定番の一つで（弊ブログではBob DylanやJimmy Ponderを取り上げています）ここではアダルトなムードを強調した仕上がりになっています。冒頭よりフェイザーがかかったミュート気味のギターが入っており、もしかしてGaleではと思ったのですが、曲が進に連れフリーなバッキングの中にタメタメチョーキングのオブリが入ってきたのを聴いてほぼ確信いたしました。かなり抑えて弾いていて、甘さの中にほろ苦さを加えるようななんとも言えない味わい深いプレイです。コンピ盤のためか、クレジットはありませんが、間違いないと思います。
”Bless This House”からの曲ではGaleの参加はこの1曲飲みですが、これまた定番曲の3.も、1.同様にムーディーにアレンジされていて、複数のギター（少なくとも3本は入っています）の共演がメロウ度を高めています。特に左右のバッキングのコンビネーションが素晴らしく（右は山岸さんがスロウでよく使うフレーズが散りばめられています）、どなた様のプレイなのでしょうか？サンタさん、クリスマスプレゼントで教えてください。