Donny Hathaway / The Best Of Donny Hathaway (1978) – Eric Gale,Cornell Dupree, Phil Upchurch

クリスマス定番曲のB4はUpchurchのようです。

A1. You Were Meant For Me
 2. A Song For You
 3. You've Got A Friend
 4. Someday We'll All Be Free
 5. Giving Up

 
B1. Where Is The Love
 2. The Ghetto (Live)
 3. Valdez In The Country
 4. This Christmas
 
 


 
Zulemaの'78年のベスト盤です。なぜベスト盤を選んだかというとシングル盤として発売されたクリスマスソングのB4が収録されているからです。(A1もシングル盤でアルバムには当時の時点では未収録でした。)そして、私ごとながら初めて買ったDonnyのアルバムだからでもあります。入学直後に入った音楽サークルは超硬派のSouthern Soul,Blues系であったため、この手のSoulは軽視(というより蔑視)されていましたが、ガイドブックや当時追っかけ状態であったTyron橋本さんが絶賛していた(カバーもしています)こともあり、渋谷のTowerで新品を購入しました。(ちなみにTowerも軽蔑の的で、ツウは芽瑠璃堂でした。お前なんぞTowerで十分、などと現在であればパワハラとなりかねないご説教も頂戴しました。)
本作もクリスマスとは無縁の時期に買ったこととなります。聴きすぎてジリパチノイズが出ていますが一際思い入れが強いLPの一枚です。

<ギターの聴きどころ>

ベスト盤であるにも拘らず何故か裏ジャケには参加ミュージシャンがクレジットされています。発売当時のFusionブーム便乗でしょうか?ギターは、Cornell Dupree, David Spinozza, Eric Gale, Herb Smith, Keith Loving, Mike Howard,そしてPhil Upchurchの名前が書かれています。
A3とB1はRoberta Flackとのデュエット盤として、A4とB3はソロとしての3作目として、B1はライブ盤として、すでに弊ブログで紹介していますのでご参照ください。また、A2,A5は2ndからで、2ndでのギターはDupreeですが、A2には不参加と思われ、A5もらしからぬディストーションサウンドです。
LP未収録のA1はEP盤はB3とのカップリングですが録音時期等が’78であること以外は詳細な情報を見つけられませんでした。左の箱鳴りのするアコギのようなカッティングはGaleの400では?と思いますがいかがでしょうか?
今回のメインであり、昨日のGladys Knightはじめ非常に多くのカバーがあるクリスマス定番曲のB4では、イントロのチョーキング、小技を効かせたカッティング、オブリなどフリーなバッキングです。Wikiによると出典は不明ながらPhil Upchurchのようです。納得!
曲が追加され、CDでもリリースされているようですので、Donny Hathawayをまだ聴いたことがないという方がいたら、取り掛かりとして是非聴いてください。



Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

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