Guitar Workshop / Tribute To Otis Redding – David T. Walker,Phil Upchurch,& Other

名ギタリストとDavid T.によるOtis Reddingの名作カバー!

A1. I Can't Turn You Loose (Steve Lukather)
 2. (Sittin' On) The Dock Of The Bay (Steve Cropper)
 3. These Arms Of Mine (Philip Upchurch)
 4. Respect (Dean Parks)
 5. I've Been Loving You Too Long (Jay Graydon)
 2. Good To Me (Arthur Adams)
 3. Let Me Come On Home (Charles "Icarus" Johnson)
 4. A Tribute To A King (Steve Lukather)
 
Booker T. Jonesのところで触れたOtis Reddingの名作のDavid T. と各ギタリスト(曲名の後にカッコ書きしました)の共演による日本企画のインストカバーアルバムです。(Otis Redding の個性が強烈すぎてヴォーカルのカバーは難しいですよね。)プロデュースとアレンジはDavid T.とBooker T. が担当しています。主なバックのメンバーは、James Gadson, Jeff Porcaro(ds)、Abraham Laboriel, James Jamerson Jr. (B)、Jerry Peters(key)など豪華です。もちろん Booker T. も全曲で Hammond B3を演奏しています。Otis ファンの自分にはドンピシャの企画です。 バックも含めた達人たちの演奏は素晴らしく、Otis ファンでなくともギターファン(インナーに使用ギターの写真が載っています)、音楽ファンの方にも楽しめる1枚です。時々、Unionのフュージョン(なぜ??)のコーナーで見かけますので、見つけたら聴いてください。
 
 

<ギターの聴きどころ>

1.Booker T.のB3に続いていきなりギンギンのLukather節で悪い予感的中!(ファンの方すみません・・・)それだけに2コーラス目以降のDavid T.のフレーズに和みます。(David T.もいつもよりは格段に熱いはずなのに!)David T.「Lukather君、音デカすぎない?」Lukather「え、いつもボリューム10だけど今日は9.5っすよ」一同「唖然」てな感じです。(Westroadの伸ちゃんと山岸さんみたいなものでしょうか?)ソロもギンギンで、後半のサウンドも奏法も違う二人の掛け合いがチグハグかと思いきや、意外と面白いです。Lukather は、RobotのValley Arts です。

2. 原曲でも参加していたCropperです。美しいメロディを淡々と、しかし情感豊かに奏でており、貫禄のプレイです。盟友Booker T.との絡みも見事です。David T. はラストの口笛フレーズが美しいです。Cropperは数枚ソロを出していますが、一見(一聴)地味に聴こえてしまうほどの堅実なギタープレイで、むしろバッキングの際に持ち味が生きるギタリストかもしれません。この頃はカスタムのTeleをメインにしていたはずですが、この曲では当時と同じであろうのサンバーストのTeleです。

3.いぶし銀と評されるUpchurchは、メロディーを淡々と辿りつつ、時折小技を取り混ぜて職人らしいプレイを聴かせます。エンディングに向けての二人の賭け合いも見事です。ギターはナチュラルのL5(美しい!&高そう・・・)ですが、硬質なトーンで弾いています。


4.原曲とは異なり、MediumFunkにアレンジされていて、Jamerson Jr.とDavid T.によるイントロが続きます。Parksさん、ここでもソロは弾かないつもりか?と思っていたら、2分過ぎにテーマメロデイが!緩急があり歌っています。上手い!もっと弾けばいいのに!David T.のファンキーなバッキングによるコンビネーションも見事です。Taylor の黒いカスタムストラトです(俺の嫌いなフロイドローズがついてる!)

5.これをカバーするのは難しいですよね。さすがのDavid T.の情感たっぷりのテーマに続いて、サビでGraydonのトリッキーさも交えた泣きのフレーズが入ります。上手いのですが個人的にはLukather同様このアルバムにはやや違和感あります。カスタムのテレです。(これもフロイドローズ付き)

6.David T.のイントロに続いて、Adamsがタメながらも原曲に忠実にメロディーを紡ぎます。テンポもアレンジも同様であるにもかかわらず、初めて聴いた時は別の曲に聴こえました。それだけBig"O"のヴォーカルが印象的すぎるのでしょうか?Crusadaersの初期に共演していた二人、掛け合いも見事です。AdamsのギターはポジションマークがビッグスクエアなのでES347と思います。

7.Al JarreauやGeorge Dukeのバックで名前は見たことはありましたが、しっかり聴いたのは初めてのCharles "Icarus" Johnsonです。クリーントーンからスタートして、ソロではドライブサウンドで盛り上がります。(このくらいなら違和感なく聴けます) ギターは、カスタムストラトです。(これもフロイドローズ、当時はスタジオミュージシャンには必須だった?)

8.感動的なラストは、William BellとBooker T.作のトリビュート曲です。Booker T.のHammond がメロディーを奏で、二人のギターがソロをつなぎます。ここでのlukatherは、クリーンなハーフトーンでBluesyに歌い上げています。もともと器用で上手い人なのでいつもこの感じならいいのに。最後にDavid T. の笑い声が聞こえます。インナーの裏表紙に二人の写真がありますが、Luakather「すんません、先輩、音量下げました!弾き方も変えました!」David T.「よしよし!やればできるじゃん(笑)、しかし、君の足元と隣、すごい荷物だね!何に使うの?」てな感じでしょうか?(想像です)

David T.  はいつものByrdland です(足元もスッキリです)。



Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡

US盤はこのジャケットみたいですね。

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