Hank Crawford / I Hear A Symphony (1975) – Eric Gale

B2の濡れたSAXとギター!全編でくどさ全開

A1. I Hear A Symphony
 2. Madison (Spirit, The Power)
 3. Hang It On The Ceiling
 4. The Stripper

B1. Sugar Free
 2. Love Won't Let Me Wait
 3. I'll Move You No Mountain
 4. Baby This Love I Have

Hank Crawford、2回目の登場です。今回はGaleです(前回はDupreeでした。)時代を反映して、妙にPopだったりDiscoチックだったりの曲もあり、 SupremesのカバーのA1に針を落とした時はただのコマーシャルなレコードかと不安になりましたが、聴き進むにつれ、達人達の演奏は当時の凡百のDiscoアルバムとは深み・凄みが違いました。Hank Crawford は、よく行くUnionでは、Jazz館のalto saxのコーナーに置かれていますが、KUDU移籍後は、以前にも増してBlues,Soul色が強くなっており、本作も有名Soul曲のカバーはじめ真っ黒けです。最近はRare Grooveに置いてあって値段も上がっていますね(この人に限らず、中古CDの値段が下がっていく一方で、レコードの値段が上がってきています。カートリッジもちょっとの間にだいぶ品揃いが変わり、値上がりしています。)

<聴きどころ>

A面はdiscoチックな曲が続きますが、 Van McCoyのディスコ作にも参加していたとおり、意外にGaleの癖の強いギターが合います。カッティングなど決して軽くならず、リズムに乗りながらも重みがあり、コクもキレも苦みもあって、ビールで言えばバドワイザーではなくキリンラガーです。B面に移ると、Discoからファンクに変わり、Grant GreenやIvan”Boogaloo”Jonesのような止めどない雰囲気です。そして、なんと言ってもMajor HarrisのカバーのB2.です。イントロから濡れたトーンでのオクターブのスライドでスタートし、主役のサックスとともに、ソロでも咽び泣いています。この曲はChickenshackのLoving Powerも入ってましたが非常に多くのカバーがあります。(有名どころだとLuther VandrossやWhispers、タイロンさんのバージョンも良いです。いずれにしても全てエロい!)B4のディストーション&変な音使いのソロは??ですが、アルバムを通してバッキングにソロにGaleのギターがフューチャーされていてファンには聞き応え抜群です。近くで聞けば、Super400の箱鳴りが聞こえそうです。ワウやフェイザーが強すぎる気もしますが、これも時代でしょうか?しかしなんたるくどさ!

Emotional度♡♡♡♡♡ 熱くてくどいです。 
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡ B2一発です。 
酒のお供度♡♡♡♡ 

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