Hank Crawford / Mr.chips – Cornell Dupree
意味深なBlues
A1. Endless Love 2. You Send Me 3. Mr. Chips B1. Stand By Me 2. Let's Fall In Love All Over Again 3. Bedtime
新宿Unionのジャズ館(6Fにあった時です)のエサ箱で買いました。JAZZのコーナーに置かれてますが70何代以降はR&B的な内容が多い人です。最近(もう最近でもないですが)Rare Groove のところに置かれていて、値段も跳ね上がっています。A1.は有名曲のカバーながら、原曲のイメージと合わない妙にポップなアレンジで、中古で500円ぐらいとはいえ買って失敗したかなと思いましたが、その後はBernard PurdieやRichard Teeなどといつものイナタイ演奏で安心しました。(曲順は大事ですね) 他にも、GaleやMelvin Sparks、Jimmy Ponderが参加している良作がたくさんあります。
<聴きどころ>
Cornell Dupreeも全曲参加で、ソロ・バッキングともいつもの節回しで楽曲を盛り上げています。特に、意味深なタイトルのB3.ではスタートからいつも以上にブルージーに決めています。(8分以上の長尺とはいえ、2分過ぎまで主役のサックスが出てきません)A3,B1のソロも音をこねくり回すようなDupree節です。この頃はヤマハのSJでしょうか?以前のテレキャスの時ほど硬く乾いた音作りではないので、テレキャスではないと思いますが、自分の駄耳では、パシフィカとの違いが聞き分けられません・・・まあ、名人は何を弾いても自分の音にしてしまうと言うことで・・・・(房之助さんも一時期スタインバーガーでゴリゴリのブルースやってましたし・・・)
Emotional度 | ♡♡♡♡ |
Bluesy度 | ♡♡♡♡♡ |
Mellow度 | ♡♡♡ |
酒のお供度 | ♡♡♡♡ |
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