Session Grand Prix – Live At Pit Inn (1983) – 山岸潤史

とめどなく溢れ出てくるようなプレイの連続です。

A1. Through Out
 2. Fine Weather
 3. Just A Gentle Rain


B1. That's Where My Heart Is
 2. Give Me Some Lovin'
 3. King Size Slim
 4. Head Game

 
 
Session Grand Prix の'83年の六ピでのライブ盤です。各バンドでリーダー格を務めているメンバーから構成されており、ハイレベルなセンスと演奏が詰め込まれています。当初はリーダーズダイジェストと名乗っていたそうですが同名のビジネス雑誌からクレームがついた(誰も間違えないと思うけど?)とのことで、このユニット名に変わったそうです。結成の経緯、リーダー選出など、興味深いエピソードがライナーノーツに書かれています。
高校の頃、中古の雑誌(確かヤングギター)のレコード紹介に載っており、Salena Jonesのバックでの演奏も聴いていたので、聴いてみたいと思いつつも受験で見送り、上京して数年後思い出して買おうとした時には既に廃盤で結構な値段がついていたため長らく見送っていました。90年代の半ばに中野のワゴンセールでジュリーや秀樹や五木ひろしに混じっていた本作を発見、早速購入しました。(1000円だったと思います)

<ギターの聴きどころ>

オーディエンスの拍手に続いて、チョッパー、パーカッション、ドラムとリズムが重なっています。いきなりのキメの連続に続いて、ロングトーンと早弾きを取り混ぜたソロが入ります。その後各パートでソロを回していきますが熱さと緊張感にあふれた演奏です。合間に入るカウントも山岸さんの声でしょうか?
独特のGrooveのあるA2では、シンプルなカッティングから入り、曲の後半でアウトフレーズも交えたディストーション+コーラスサウンド(この頃流行りました!)でのソロが聴けます。
Salena Jonesも歌ったA3は作者のラッキー川崎さんのオルガン、本田さんのSaxが美しいです。山岸さんはスロウでよくやるバッキングパターンです。
自身のソロ作Reallyにも入っているB1では、情感たっぷりにスケールの大きなプレイをしています。盛り上がるところ、落とすところのメリハリが素晴らしいです。
つのださんのヴォーカルが入るB2ではバッキングに徹しています。つのださんのヴォーカルもいつも通り素晴らしく、もう1〜2曲収録してほしかったところです。
ナルチョのチョッパーが大暴れするB3では、サックスとユニゾンプレイの後、交互にソロを取ります。皆様、とめどなく溢れ出てくるようなプレイです。なぜここまで熱くなるのか?
おそらくアンコールであろうラストのB4では、シャープなカッティングと熱いソロ、キメのフレーズが聴けます。
演奏終了後も冷めやらない会場の熱気が伝わってきます。会場で聴きたかったライブのひとつです。難聴になりそうですが。
裏ジャケには、メンバーの使用楽器が写っています。保険までかけているというオールドのストラトです。


Emotional度♡♡♡♡♡ 溢れ出てます
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡ A3,B2で和みます
酒のお供度♡♡♡♡

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