Toru Oki Blues Band / Broadway Shuffle (1980) – Cornell Dupree

Mr.Yellow BluesとのDupreeのBlues

A1. Cross Country Boogie
 2. Stormy Monday Blues
 3. You Got Me Dizzy
 4. So Long Baby
 5. Yellow Boy Shuffle

B1. Double Booking Woman Blues
 2. Hip Shake Mama
 3. Never Leave Me Woman
 4. Going Back To Chicago



 
Mr.Yellow Bluesこと大木トオルさんの'80年の2ndです。7曲のオリジナルと2曲のカバーから構成され、自らプロデュース、自身のバンドに、ホーンと女性コーラス、Dupreeなどのゲストを加えて録音されており、ゴージャスな内容になっています。
大木さんは、76年に単身渡米、自らのブルース・バンドを率いて東洋人として初の全米ツアーを成功、Muddy Walters,John Lee Hooker,B.B.King、Albert Kingはじめ多くのBluesmanと共演し、東洋人のミュージシャンとして初の永住権を得て、レコードやCDのリリース、ライブなど日米で音楽活動を続けられています。
本作は、Bluesに夢中になり始めた高校生の時に、地元のレコード屋に数少ないBluesのレコードのうちの1枚として日本盤が新品で置いてあり(WestRoadやBreakDownは置いてませんでした)、Dupreeの参加もあって(Stuffも気に入って聴いていました)、バイト代が入るのを待って購入しました。歌詞カードまで熟読?し、本格的なBluesを聴くたびに少し大人になったような気持ちになりました。上京後、他の作品も探し回って入手しました。
迫力と表現力を兼ね備えたヴォーカルとともに、多くの苦節を乗り越えた波瀾万丈の人生は多くの感動と勇気を与えてくれました。

大木さんは、音楽活動と並行して、捨て犬の救助とセラピードッグとしての育成を協会の代表として永く取り組んでおられ、育成された犬たちが高齢者施設、障がい者施設などで活躍されていらっしゃいます。自分は、小学生の時に愛犬が亡くなった悲しみが大きく、未だに再び犬を飼うことができませんが、少しばかりの寄付や大木さんの著作を購読することで少しでもお役に立ちたいと思っています。
リンクを貼らせていただきますので、大木さんのBluesと共に、多くの方に関心を持っていただければ嬉しく思います。



<ギターの聴きどころ>

Boogieピアノから始まり、ぶ厚いホーンセクションに続いて入ってくる大木さんのツヤとハリと迫力のあるヴォーカル、Stuffのプレイとはまた違う弾けるような、流れるようなDupreeのソロ、17歳当時こんな音楽は初めての経験で衝撃を受けました。(後にDupreeの初ソロ作である"Teasin'"の「Okie Dokie Stomp」などのDupreeのBluesを聴いて、共通性を見出しなぜか嬉しくなりました)
スタンダードのA2もこの盤で初めて聴きました(次がBobby Bland,その次がオリジナルのT-Boneでした)
他のナンバーもBoogie,Shuffle,マンボ調、Funk Bluesなどバラエティに富んだ内容で、大所帯のメンバーによる迫力ある録音で、Real Bluesが堪能できます。
Dupreeは、1stの”MANHATTAN MIDNIGHT”、3rdの”TORU OKI BLUES BAND featuring ALBERT KING”にもゲスト参加し、渋いバッキングをプレイしています。こちらも併せて聴いてみてください。

Emotional度♡♡♡♡♡  
Bluesy度♡♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡    
お酒のお供度♡♡♡♡♡

大木さんの活動のほんの一部ですが書籍を紹介させてください。私も飲み代の一部を削ってお役に立とうと思います。

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