土岐 英史 / 1:00 A.M. (1988) – David T. Walker

早すぎる死に合掌です・・・・

1. Magic In The Night
2. Short Story
3. Look
4. Old Friends(Velhos Amigos)
5. Can't Leave Now
6. Flippid
7. When You're Alone
8. Casanova
9. I'm Not In Love
先日亡くなられた土岐さん(合掌です)の海外勢(Ndugu Chancler, Patrice Rushenなど)との'88年のアルバムです。当時はCDがすっかり定着し、扱いやすさやノイズのないクリアーな音質など絶賛されていましたが、アナログの方が断然いい音と思っていましたのであえてレコードで買い、(値段も400円ぐらい安かったと記憶します)今でも時々ターンテーブルに載せています。タイトル通り、アルバムを通して落ち着いた夜の雰囲気で、土岐さんのMellowさが堪能できます。当時は、Chickenshackと並行して活動しており、ChickeshackがFunk色を強めていく一方で、土岐さん自身は、本作でMellowな方向を突き詰めたかったのでしょうか?
しかし、昔はこの時間(1:00 A.M.)を過ぎても飲んで盛り上がることができたのですが、最近は寝てしまい、本来の良さを堪能できません・・・・

<聴きどころ>

David T.は、2、4、6.の3曲に参加しています。
怪しくセクシーな1に続く、優しさとMellowさに溢れる2では、いつも通りのバッキングから入り、ソロでは、優しさの中にも激しさを感じさせるプレイで曲を盛り上げています。
4もスロウで、暖かいイントロで土岐さんのSaxを迎え入れます。テンポチェンジ後のソロではタメとツッコミの使い分けが見事で、譜割りも含めコピーすることが難しいプレイです。
Funkyな6では、Groove感のあるバッキングでスパイスとなっています。
インナーの写真通りByrdlandなのでしょうが、80年代は硬めの音が多いように感じます。(アンリ菅野や上田正樹とのアルバムなど)
他の曲で参加している若き日のRay Fullarもストラトで多彩なバッキングをしています。
今となっては叶わない望みですが、MellowでSexyなギターとサックス同士、もう1作共演を聴いてみたいと思っていました。
Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡       

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