Cheryl Lynn / In The Night (1981) – David T. Walker

Discoだけではありません。スロウも美!夜聴いてください。

A1. Shake It Up Tonight
 2. Show You How
 3. In The Night
 4. Hurry Home

B1. I'm On Fire
 2. With Love On Our Side
 3. If You'll Be True To Me
 4. What's On Your Mind
 5. Baby


 
ディスコ・クイーン、Cheryl Lynnの'81年の3rdです。Got To Be Real を含む1stが有名ですが、楽曲も演奏もヴァラエティに富んでおりディスコで1枚通して流すは適しない気がします。一方、本作は、アップ(A1,A3,A5,B1,B3,B4,B5)とスロウ(A2,A4,B2)の2パターンしかなく、ダークな都会の夜のイメージで、プロデューサーのRay Parker Jr.のカラーで統一されており、より黒っぽく仕上がっていています。ダンスフロアでは、チーク向けのスロウ含めてぴったりだと思います。私自身は陰キャラのため、ディスコやクラブは余り好きな場所ではありませんでしたが。 バックは、Raydioのメンバーに加え、Marcus Miller(b)、James Gadson(ds)も参加していて豪華です。ディスコの面ばかりがクローズアップされるCheryl Lynnですが、アップでの迫力、スロウでの表現力など歌のうまさも抜群です(本作リリース時はまだ24歳です!)。80年代を駆け抜けましたが、その後円熟期に入るべきところで失速してしまったのが残念です。他の作品もハズレなしです。
しかし、本作、秋晴れの晴天には全く合いません。(昨夜のうちに書いたのですが、アップしようとしている今現在は 10:00A.M.で雲一つない青空が広がっています)暗くなってから聴いてください。

<ギターの聴きどころ>

David T.はB2のスロウ1曲のみの参加です。しかし、これが値千金なのです。哀愁漂うメロディー合間を縫うオブリは細かく音を刻みつつも情感たっぷりに歌い、ヴォーカルに応えます。このプレイ、符割りの概念は全く通用しません。コピーしようとしてもこのタイム間についていけません。
Rayのお友達のWah Wah WatsonはA2.B4で効果音を加えています。しかし、このサウンド、私のような凡人にはL5CESである必要が見出せませんが、本人は一貫してこの1台のみを使い続けており、こだわりがあるのでしょう。このL5、Rayが売ってやったがまだ全額代金をもらってない、とギターマガジンの記事に書いてました。(本当か?)
そしてプロデューサーでもあるRayは、全曲でプレイしています。アップでのお得意のペケペケカッティング、スロウでのオクターブ奏法を交えたオブリなど、ソロになってからはボーカルばかりで、なかなか聴けなくなってしまったギタープレイが本作ではたっぷり聴けます。特にA1.の ブリッジ部分で聴けるカッティングの最後にユニゾンチョーキングを噛ませるフレーズがかっこいいです。このペケペケサウンド、リアのハンバッキング(スモールサイズ)で、極細弦に極薄ピックを逆アングルで深く持ち親指や人差し指の腹の部分でハーモニクスを出しながら出すそうです。常識とエフェクターに頼らない姿勢が潔い!
David T.、Rayは、1stにも参加しています。(Got To Be Realの特徴的なリズムギターもRayだと思います)

Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡

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