Dan Siegel – Dan Siegel (1982) – Larry Carlton

団しんや+松崎しげるの合体ではありませんでした。ライトというか薄味です。

A1. Great Expectations
 2. Enchanted Forest
 3. Uptown
 4. Soaring
 
B1. The Lone Ranger
 2. Touch And Go
 3. Deserted Beach
 4. Passing Time
 5. The Conqueror
 


Dan Siegelの'82年の作品です。ピアニスト、コンポーザー、プロデューサーとして映画やTV音楽の制作を行いながら、80年代以降Fusion~Smooth Jazzの流れに乗って数多くのリーダーアルバムをリリースしています。本作は4枚目に当たり、CarltonやAbe Laboriel(B)、Tom Scott(Sax)などの大物も参加しています。
自分は裏ジャケ買いでCarlton目当てに買いました。'90年代の頭で、Unionで1200円ぐらいだったと思います。この人のことは知らず、
団しんや+松崎しげるのような名前だなあとアホなことを思いつつ(今だったら、トムブラウンの合体ネタに使えそうです)、聴いてみたらお二方よりはるかにライトな感じでした。(というより薄い・・・・)
日本盤では"ロスト・イン・メモリー"と改題され、ジャケットも水着の女性の後ろ姿に差し替えられていて、危うく騙されて買ってしまうところでした。

<ギターの聴きどころ>

CarltonはA2,B1,B5の3曲に参加しています。
爽やかなA2では、軽やかなバックに乗って、ナチュラルトーンでテーマをプレイしています。美しいんですがちょっと物足りない・・・
Carltonだったらもっと抑揚のある歌うフレーズが弾けるはずで、あえて淡々とプレイしているのでしょうか?
B1も爽やかな印象です。やはりテーマをCarltonが弾いていますが、ギターシンセっぽいサウンドです。ソロになって、ようやくCarltonらしいダイナミクスのあるフレーズが飛び出しますが、いかんせんサウンドが・・・素直なドライブトーンの方がよかったのでは?左のシングルトーンを中心としたバッキングはPaul Jackson Jr.でしょうか?
ラストのB5は、ややワイルドな味付けを狙ったのでしょうが、イントロのシンセ、Carltonの弾くテーマはじめ、優等生が無理に悪ぶってる感じに聞こえます。(ドラムだけが妙に力が入っていてとして浮いた感じです)テンポがシャッフルに変わってCarltonのソロに入ってから、これまで抑えていた欲求不満を解消するようなプレイでようやく荒々しさが感じられるようになりました。
自分にはちょっと物足りないのですが、軽ーい気持ちでBGMで聴くには申し分ないアルバムかもしれません。
他にも数枚聴きましたが、このお方の持ち味なんですね。スムースジャズには、クセの強さやセクシーさは求めてはいけないのかも。GaleやDupreeは呼ばれないでしょうね〜。Ritenourさんは合いそうです。



Emotional度♡♡♡
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡ 一時期流行ったライトメロウってやつでしょうか?
酒のお供度♡♡♡

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