Abraham Laboriel / Dear Friends (1993) – Larry Carlton

ベースの達人の初リーダー作。Carltonは円熟したプレイです。

 1. Quote Unquote
 2. And I Do
 3. Holidays
 4. Look At Me
 5. Goyo
 6. Dear Friends
 7. Samba 7
 8. My Joy Is You
 9. Simple Self
10. Arroyo




Abraham Laborielの'93年の作品です。セッションベースマンとして、Jazz,Fusion,AOR,Soulなど幅広いジャンルで数多くのアルバムに参加していますが、なんと本作が初のリーダーアルバムとなります。これまで活動を共にした朋友のバックアップを受け、のびのびと演奏しています。(インナーに個別のクレジットが記載されています。(1~6,7~10)
今にして思えば、私がAbeのプレイを初めて聴いたのは高中さんの"An Insatiable High"かと思います。 Carltonの78年のソロ作やRitenourの"Rit"にも参加していました。その頃はギターばかりに目が(耳が)行っていて、ベースまで気にしていませんでしたが、その他にも意識せずとも多くの作品で彼のプレイを聴いていました。
この作品は、UnionのJazz館でChuck RaineyのCDを探しているときに偶然見つけて購入しました。この時期(90年代)のベースのアルバムは当時の流行からおしなべてFunkものが多かったのですが、本作はさまざまな要素が混じり合ったまさしくFusionでした。(Voも自身、Al Jarreau, Philip Baileyと豪華です)
裏ジャケを見るとベースは5弦で、ネックも長いので24フレットまであるのでしょうか?低音部の重量感のあるサウンドから高音部でのメロディアスなプレイまで、全ての音域とテクニックを駆使した素晴らしい演奏でした。
<ギターの聴きどころ>

Carltonは8,9の2曲に参加しています。この頃は愛機の335は休ませていた時期で、この2曲のサウンドはストラトと思います。
Funkyなオルガンで始まる8,軽快なリズムではありますがAbeのベースは重量感があります。と思いきや、キャッチーさも感じさせるテーマは高音部を使用したフレーズで歌い上げます、Carltonはそれに続いて、微かにドライブしたハーフトーンでテーマを引き継ぎ、オルガンソロの後、エンディング付近ではBluesyなフレーズを畳み掛けていきます。レイドバック期と言われていた70年代のEric Claptonのサウンドやフレーズに似ているような印象を受けました。(いわゆる枯れた音)
続くメロウな9では、ベースの高音部を引き継いだクリーントーンでのテーマの後、かなり強めのディストーションサウンドでのEmotionalなソロが続きます。流石に長い付き合い、お互いのも持ち味を活かした美しく円熟したプレイです。
2ではKoinoniaでも一緒だったDean Parksがストラトによる堅実なバッキングプレイをしています。(Parksにしては珍しく音量が大きいです!)
3,4は、Paul Jackson Jr.でキレのいいカッティング主体ですが、Mellowなオブリも挟み込むなど変化をつけたプレイをしています。
ギター好きにも楽しめる1枚です。





Emotional度♡♡♡♡ 
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡ 
酒のお供度♡♡♡♡       

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