Randy Crawford – Nightline (1983) – Larry Carlton

Carltonのギター、1曲だけですが値千金です。

A1. Nightline
 2. Living On The Outside
 3. Why
 4. Bottom Line
 5. In Real Life
 
 
B1. Happy Feet
 2. This 'Ole Heart Of Mine
 3. Lift Me Up
 4. Ain't No Foolin'
 5. Go On And Live It Up

 
 
 

Randy Crawfordの'83年の作品です。'79年のクルセの「Street Life」での名唱が有名ですが、着実に自身のソロ作リリースを続けており、本作は8枚目となります。前々作"Secret Combination"、前作"Windsong" 同様Tommy LiPumaのプロデュースの元、豪華なセッションミュージシャンが集結して録音されています。(Jeff PorcaroやLukatherも名を連ねていますが、TOTOもこの頃はバンドとして売れっ子になっていたのでは?)
Randy Crawfordのレコードは、"Now May Begin"以外はUnionのエサ箱(Jazz館にもSoul&Blues館にもありました。昨日のDee Dee Bridgewaterや、Patti Austin同様、Jazz,FusionとSoulの中間的なポジションなのだと思います。)で購入しており、本作も300円均一箱から入手しました。曲によってはややロック色が強くなってきた印象は受けましたが、メロディの美しさや緻密なアレンジ、変わらない個性的なヴォーカル、そしてCarltonの素晴らしいプレイなど、お気に入りの1枚です




<ギターの聴きどころ>

CarltonはA4のみの参加です。しかし、この1曲が値千金です!(300円ですが)イントロからチョーキング、ビブラート、ピッキングダイナミクスによりドライブサウンドをコントロールする表情豊かなプレイです。短いソロも、巧みに組み立てられ、ドラマを感じさせます。エンディングでのニュアンスたっぷりのプレイも聴き惚れる美しさです。Carltonのプレイ、毎回感じるのですが、空間(弾かないところ)の使い方がうまく、音の切れ際もビブラートやスライド共にスゥーと消えていき、余韻を残していきます。Bluesではない曲でも、Bluesyです。
本作では、ギターの参加者が多く、Lukather(大人しい!)や、David Williams(A面でのキレのいいカッティング),Dan Huff(A2のソロ),Womack & Womack としてコーラスでも参加、作曲、アレンジも担当するCecil Womack(Bobby Womackの弟です)がプレイしています。最近、中古レコードで見なくなりましたが、見つけたら聴いてみてください。










Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡ Carltonのギター、Blues Feelingを感じます
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡ 

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