Randy Crawford / Now We May Begin (1980) – David T. Walker

名唱と名演の名盤です。

A1. Last Night At Danceland
 2. Tender Falls The Rain
 3. My Heart Is Not As Young As It Used To Be
 4. Now We May Begin

B1. Blue Flame
 2. One Day I'll Fly Away
 3. Same Old Story (Same Old Song)
 4. When Your Life Was Low



Randy Crawford の'80年作品です。 4枚目となる本作では、前年にStreet Lifeに参加し、ツアーにも同行した延長でCrusadersファミリーがプロデュース、演奏の両面でバックアップしています。ギターマガジンの中島さんからいただいたリストに本作が載っており、渋谷のTowerで新品で購入しました。初めて買うRandy Crawfordのレコードで、お目当てのDavid T.のプレイはもちろん、Crusaderesの演奏もRandyのヴォーカルも素晴らしく、このレコードからCrusadersに深入りしていくきっかけの一つにな理、自分にとっては思い出深いアルバムでもあります。懐かしさだけでなく、A4,B2などいつ聴いても新たな感動があります。デジタル化するのも最初期だったので、まだノイズ除去等が行き届いておりません。時間を見つけて再編集せねば。

<ギターの聴きどころ>

ギターはDavid T.とDean Parks, Roland Bautista, Tim Mayが参加しています。
A1は左のアコギのカッティングと左のオブリです。左、部分的にDavid T.ぽいところもあるのですが違うと思います。
A2はコーラスサウンドのアルペジオ(右)、フェイズサウンドのコード(左)に乗って、ソロがDavid T.です。
A3も左右ともDavid T.ではありません。右のコードの合間に挟むオブリが地味にいい味を出しています。
歌詞もメロディもRandyのヴォーカルも感動的なA4は印象的なリフをDavid T.が弾いています。エンディングに向けてはアコギとユニゾンしています。誰?
美しいメロディに反しなかなか重い歌詞の名曲B2ですが、ここにもDavid T.は参加していません。(CrusadersのRoyal Jamでは参加しています)
B.B.Kingも前年のTake It Home(やはりCrusadersバックアップです)でやっているB3も、部分的にDavid T.に思えるパーカッシブなフレーズも入るのですが、多分違うでしょう。
ということで、David T.は2曲参加のようです。
Randyは18日に70歳の誕生日を迎えられたようですが、いつまでもお元気でいていただいて、本作のような名曲をまた歌ってほしいと思います。
Emotional度♡♡♡♡ 
Bluesy度♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡ 
酒のお供度♡♡♡♡

大好きなB.B.も聴いて下さい

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