Various / Casino Lights ’99 (2000) – Larry Carlton

CarltonのBlues の回帰

Disk1.
 1. Bob James Trio – Mind Games
 2. Mark Turner Featuring Bob James – Old Folks
 3. Kenny Garrett Quartet – Wayne's Thang
 4. Larry Carlton Featuring Kirk Whalum – Cold Duck Time
 5. Kirk Whalum Featuring Larry Carlton – Soweto
 6. Kevin Mahogany Featuring Larry Carlton, George Duke, Kirk Whalum –	Yesterday I Had The Blues
 7. Rick Braun, Larry Carlton, Kenny Garrett, Boney James, Kirk Whalum – Always There
Disk2.
 1. Boney James Featuring Larry Carlton – All Night Long
 2. Rick Braun Featuring Boney James –	Notorious
 3. Gabriela Anders Featuring Rick Braun – Fire Of Love
 4. George Duke Featuring Gabriela Anders – Brazilian Love Affair
 5. Fourplay – Four
 6. Fourplay, Rick Braun, Boney James, Kirk Whalum – Westchester Lady
 7. Fourplay, Rick Braun, George Duke, Boney James, Kirk Whalum – Watermelon Man

'81年の前作から18年の時を経て開催されたようです。とはいいながら、前作にも参加しているのはCarltonだけで見事に総替えになっています。顔ぶれから、流行を反映した耳当たりの良いSmooth Jazz中心かと思いきや、スタジオ作のSmoothな印象とは異なり、ライブならではのスタジオの鬱憤を晴らすかのような?熱い演奏を聴かせてくれています。内容もFusionやAOR中心だった前作からJazz,Blues中心に様変わりし、全体としての統一感は薄れたもののCD二枚組の構成で、聴き応えのある作品になっています。スタートはBob James、トリはFourplayと、Bob Jamesが主役的な役割なのでしょうか?Jazz Lifeで知り、珍しく池袋のTower Recordで輸入盤を買いました。(記憶が確かならTower での最後の買い物だったかもしれません。)もちろん、Carlton が目当てですが、聴き始めて、1曲目のスロウ、美しい曲だと思ってクレジットを見るとPaul Brown、一体誰?という感じでしたが、後にネットでギタリストと知り、原曲もゲットしました。DVDも出ていて、こちらはかなり後に新宿Unionで中古を買いました。(そもそも当時はDVDプレイヤーを持ってなかったので)DVDも内容はCDと同じですが、やはり臨場感が違いました!

<聴きどころ>

Carltonは太字の曲に参加しています。80年代後半からValley artsやオールドのL5,ストラト、レスポール,テレキャスなど様々な名機を使い分けて来ましたが、ちょうどこの頃からあの335に戻って来たようです。私自身もBluesman とCarltonに憧れて335を買ったのでとても嬉しく、後年、DVDを見てもやはりCarltonは335が一番似合う、としみじみ思いました。そして、音楽的にもこの頃からBluesに回帰し始めたように感じます。Disk1.の4,5,6,はひたすらBluesyです。(’93のRenegade Gentleman はBlues アルバムとの触れ込みでしたが、自分的にはBlues Rockで余り惹かれるところがありませんでした。)ピックングの強弱とアーニーボールのヴォリュームペダルによるダイナミクスのコントロールで、全ての音を情感豊かに表現しています。DVDでの気づきは、335でセンターやリアのポジションを多用していたことです。Carltonの335のイメージはフロントでトレブリーな音作りだったのですが、目から鱗でした。Carltonが335をヴァーサタイルなギターだといっていっている意味が改めてわかりました。そしてどれも歌っています。Disk2 はBony Jamesのナンバーからスタートします。スタジオ盤のJ-Wave感から変貌し、Carltonも熱いソロを聴かせます。 トリの3曲がFourplayです。5はJazzyなのですが流れを遮る感があり、6は無理にCarltonにソロを廻さなくても?という感じです(テーマを弾いて欲しかった!)。 ラストを締めくくる7のソロはBluesyかつ流れるようで熱くて流石です。

Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡♡ 
酒のお供度♡♡♡♡♡     

DVDの方が安い・・・

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