阿川泰子 / When The World Turns Blue (1988) – David T. Walker

またもや1曲だけの参加ですが・・・・

 1. The Survivor
 2. It's Always You
 3. When The World Turns Blue
 4. Teach Me Tonight 
 5. Alright,Okay,You Win 
 6. Summertime 
 7. Love Is A Rush 
 8. I Can't Say No 
 9. Am I Just A Memory




阿川泰子さんの'88年の作品です。80年代頭の女性Jazzヴォーカルブームはこの頃には落ち着いてきましたが、阿川さんはその中でも生き残り、毎年のように新作を出し続けました。本作でも全曲参加のJoe Sampleなどクルセ関連はじめとした豪華なミュージシャンをバックにL.A.で録音されています。内容はヒット曲やスタンダードのカバーですが、曲によっては現代的なアレンジで、各プレイヤーも主役を盛り立てつつ熟練したプレイを聴かせてくれます。(一部を除いて)
とはいえ、David T.参加、大好きな3も入っていて、当時から知っていたスタンダードも多いので奮発して新品で購入しましたが、1を最初に聴いた時は、大映テレビかよ!てな感じで明らかに阿川さんとミスマッチ、失敗したと思いました。 自在に曲を飛ばせるCDといえども、普通は頭から聴くと思いますので、1曲目は大事だと思うのですがこういう曲が受ける時代だったのかもしれません。聴き進むと(当時の言葉でいうと)アダルトでアーバンな内容だったので安心しました。でも、David T.が参加していなければすぐ売ってしまったかも・・・すみません。



<ギターの聴きどころ>

David T.は5に参加しています。80年代後半から、日本規格盤の参加など日本向けの活動が盛んになってきたDavid T.ですが、一昨日の松木さん、昨日の山岸さんに続き、たった1曲の参加です。騙されたと思いました(A.S.A.P.など、当時は大々的な宣伝に関わらず有名ミュージシャンの1曲のみの参加がやたら多かった気がします。よく憤りました!)が、ここでのプレイがノリノリで素晴らしいの一言です。イントロから粘っこいフレーズで切り込んできて、舌足らずっぽいヴォーカルに絡んできたりスルーしたりフリーにプレイします。Wilton Felderの無骨なサックスに続いて、マイナーペンタ、メジャーペンタを取り混ぜた畳み掛けるようなフレーズでピッキングダイナミクスを活かしてノリまくります。エンディングもBluesyです。3分の楽曲がより短く感じます。Diane Shuurのバージョンにも参加していますがバッキングが主体で、この曲のギターに関しては本作のバージョンが聴きごたえがあります。(ヴォーカルは比べるものではないと思います)
他の曲では、Michael Landauが弾いています。1.のアーミングを交えたソロなどRockなプレイを持ち込み、ストラトにコーラスをかけた型通りのバッキングサウンドや小器用になんでも弾きこなすところが個性を感じず、自分としてはLukatherと並んでJazzやSoulには参加して欲しくない一人でした。(3のイントロも魅力を感じませんでした)
Oleta Adamsの「New York State Of Mind」でのプレイを聴くまでは!

5.のギターです。

Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡♡    
お酒のお供度♡♡♡♡  

本作と無関係で恐縮ですが、Michael Landauの名演も聴いてください。

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