Diane Schuur / Blues For Schuur (1997) – David T. Walker
1. I'm Not Ashamed To Sing The Blues 2. When Did You Leave Heaven? 3. Stormy Monday Blues 4. These Blues 5. Moonlight & Shadows 6. All Right, OK, You Win (I'm In Love With You) 7. Who Will The Next Fool Be? 8. Save Your Love For Me 9. Someone To Love 10. Toodle Loo On Down 11. You've Got To Hurt Before You Heal 12. I Want To Go Home
Diane Schuurはこれ以前のアルバムでもBluesを取り上げていましたが、この盤はタイトル通り全曲Bluesです。(プリミティブなやつではなく、ホーンも入ったJazzyな雰囲気のやつです)。どの曲も抜群の歌唱力で歌い上げています。確か、Jazz Lifeのレコード紹介欄で取り上げられていたのを立ち読みし、立川の新星堂Disk Innで新品で買いました。(最寄りだったので、新品の輸入盤は大体ここで買ってました。久しぶりに訪れたら、跡形もなく無くなっていて寂しい気がしました。)この盤、スムースジャズが強いGRPではBlues色の濃い異色な作品ですが、Ritenourではなく、David T. が選ばれたのは必然と思います。Carltonとの組み合わせも聴いてみたいと思っていたら、10数年後の'11年に”The Gathering”が出ました。(1曲だけの参加ですが)
<聴きどころ>
ほぼ全曲に参加しており、空間が多いアレンジのためか、ギターの音も鮮明に聞こえます。(この時期はArtexのシグネイチャーモデルと思います)甘さだけではないBluesyなフレーズがたっぷり詰まっており、根っこはBluesにあることを改めて感じさせます。メジャーペンタとマイナーペンタの組み合わせ、ピッキングのダイナミクスが絶妙で、1,3,7,9,のソロが特に熱いです。バッキングも様々なパターンを駆使しており多彩です。譜面にはできない音楽です。酒が進み、1枚通して聴き終えている頃にはヘベレケです。(CDなのでひっくり返さないし)
Emotional度 | ♡♡♡♡ |
Bluesy度 | ♡♡♡♡♡ |
Mellow度 | ♡♡♡♡ |
酒のお供度 | ♡♡♡♡♡ |
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