土岐英史&TEMPS / キャプテン翼 (1984) – 山岸潤史

2021年9月12日 2021年10月10日

domon@guitar

　ボールはトモダチ、俺はレコードがトモダチ

A1. 燃えてヒーロー
 2. 熱い友情
 3. 友情フォー・エバー
 4. ロンゲスト・ドリーム 

B1. 君に捧げるララバイ
 2. 冬のライオン 
 3. キャプテン翼応援団のうた 
 4. 翼よ走れ 
 
 

ルパン三世以来、アニメサントラもチェックするようになりました。いつものようにUnionをパトロールしていると、なんと土岐さんの名前が！店員さんに頼んでライナーを見せてもらうと、Chickeshackのメンバーが勢揃いです（まだ1stをリリースする前です）。キャプテン翼は、漫画を読んだこともアニメを見たこともなく、サッカー好きの間で盛り上がっているなぐらいの印象しかなかったのですが、これは買うしか無いでしょう！土岐さん自身のライナーによれば、キャプテン翼を素材に好きに料理していい、と言うことだったので気心の知れた優秀なミュージシャンを集めて、サンバを基調にライブ感を大事にしてレコーディングしたそうです。(Chickenshackのメンバー　+　ホーンズ）土岐さんのSaxもいつも通り歌いまくっています大人向けのキャプテン翼と、もう一つのChickenshackがここにありました。
ボールと同じく丸い物ですが、私めにはレコードがトモダチです。（単なるオタクで、これでは漫画にもアニメにもなりませんね・・・）

＜ギターの聴きどころ＞

いきなりサンバのリズムで、歯切れの良いカッティングが聴こえてきます。曲の中盤には、ディストーションサウンドでの激情のソロがフューチャーされます。続くA2 は、少しブラコン仕立てで、なんとなくMellowな曲調の中で山岸さんとDarekがGrooveを作っています。B1では、土岐さんのSaxとともにテーマメロディを奏でるスタートからカッティングに移行し、Jazzyなソロを披露しています。Darek Jacksonのベースソロも短いながら見事です。
インナーには、ストラトを弾いている写真があります。モノクロではっきりわかりませんが、音色的に黄色のムーンでしょうか？
なお、Gut は、中村善郎さんです。