Donny Hathaway – Extension Of A Man (1973) – Cornell Dupree

New Soul(当時)でのBluesyな名演です。

A1. I Love The Lord ; He Heard My Cry (Parts I & II)
 2. Someday We'll All Be Free
 3. Flying Easy
 4. Valdez In The Country
 5. I Love You More Than You'll Ever Know
 
B1. Come Little Children
 2. Love, Love, Love
 3. The Slums
 4. Magdalena
 5. I Know It's You




Donny Hathawayの'73年の作品です。早世でもあり、高い実力や評価の割には作品数は少なく、本作はライブ盤や共演盤を除いて3作目かつ最終作となります。Wikiにも書かれ、New Soulの名盤として多くの人が論評されていますので、私の感傷じみた拙い解説や感想は控えますが、Soul評論家の鈴木啓示センセイが「Donnyの声にDeepさを感じない」ということを自著に書かれておられたことについては、ちょっと賛同できないとだけ述べさせていただきます。
なお、再発のCDは、	Billy Preston作の「Lord Help Me」が追加されており、こちらも購入しました。

<聴きどころ>

DupreeはA2,A3,A4,A5,B2,B3に参加しています。
冒頭のA1,初めて聴いた時は中身間違っている?と思いましたが、Soulの枠に捉われない音楽を志向(試行?)していたものと思われます。
続くA2、本当に大好きな曲で、数多くのカバーがあります(弊ブログでもDavid T.が参加しているSergio Mendesタイロン橋本さんを取り上げました)が、やはりオリジナルが一番好きです。ここではSpinozzaがアコギで、Dupreeがトレモロを効かせたバッキングがDupreeと思います。
続くA3では、メロデイとユニゾンするオブリがDupree(何気ないフレーズですが色気を感じます)で、アコギがSpinozzaと思います。
Donnyのエレピが主役のインストA4,左のヴァイオリン奏法から入るイントロとカッティングがDupreeで右のWahも含めたカッティングがKeith Lovingでしょうか。
マイナー調のスロウA5、右のヴァイオリン奏法、ハーモナイズドチョーキングなどのオブリがDupreeで、左のバッキングがHugh McCrackenと思いますが、Dupree的なオブリも挟んでいます。
B1、聴き始めは右のリフやオブリがDupreeかと思いましたが、ソロになってフレーズが変わりました。誰?Liveにも参加していたPhil Upchurchでした。
キャッチーなB2、この曲もDupreeとKeith Lovingのコンビですが、右のシンコペ気味のカッティングがDupreeと思います。
BluesyなFunkのB3、左のKeith Lovingのアコギ、少し歪んでいてチョーキングもかましており、なぜわざわざアコギにしたのでしょうか?右のDupree、いつものテレキャスと思うのですが、ハーフトーンぽい硬質なサウンドで、よりメリハリを感じます。'72年のArethaのライブ映像ではまだセンターピックアップが増設されていませんでしたが、このレコーディングの前までの間に改造したと思われます。
B5もフレーズやサウンドDupreeっぽいかなと思いましたがSpinozzaでした。この頃のGaleとDupreeの影響力の大きさを感じます。










 

Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡♡

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