Funk on Da Table / Live at Tipitina’s (2019) – 山岸潤史

60代の山岸さん、20代の頃と変わらない熱いギターです。

 1. Pass It!
 2. All That I've Got
 3. Cocaine and Chicken Fricassee
 4. Come Together
 5. All Around the World
 6. The Hype and the Hoopla ~ Good Times Bad Times ~ Funky Miracle
 7.June's Spirit ~ Ain't No Use







Funk On Da Tableの2019年リリースの作品です。
 山岸さん(G)
 KenKenさん(B) 日本の人気ベーシスト(ジョニー吉長さんと金子マリさんの息子さん)
 John"Papa"Gros(Key,Vo) Papa Glows Funkのリーダー
 Nikki Glaspie'(Ds) N.Y.を中心に活動するドラマー
からなる日米混成ユニットで、New OrleansのライブハウスTipitina's(Professor Longhairの曲を店名としたN.O.一の有名店のようです。本人、Dr. John、The Neville Bro.はじめ、N.O.の著名なミュージシャンがライブアルバムをここで録音しています)で前年の2018年に録音されたライブ盤です。(6のみ渋谷Quattroでのライブです)
残念ながら2020年に企画された日本でのライブはコロナ禍で延期されてしまい聴きに行くことはできませんでしたが、コロナが落ち着いたらまたぜひ日本でもライブをやっていただきたいものです。

<ギターの聴きどころ>

N.O.に渡って20数年、すっかり同化し今や現地のFunkギタリストの代表格ともなった山岸さんのFunkRockプレイがお腹いっぱいになるほどたっぷり聴けます。
1のドラムイントロに続きブラッシングで焦らした後、Wahカッティングで入り、バンド一丸となったGrooveを作ります。オルガンのバックではWahなしのシングルノートやチョーキングを交えたキレキレのカッティング(自分は断然こっちの方が好みです)も聴け、ソロではドライブサウンド+ロングトーンプレイで1曲目から飛ばします。
続く2では、オルガンに続いてタメのあるBluesyなフレーズでスタートし、テンポチェンジ後はブラッシングを多用した粘りのあるカッティングでJohn"Papa"に絡みます。後半盛り上がってくるとキレのある三連なども交え、ソロで締めます。
少しテンポを落としたことでリズムのウネリが強調された3、キレのあるカッティングとやや抑えめのソロで本作の中ではややクールな印象を受けます。
メンバー紹介の後のBeatlesの4では、まずWahサウンドでGet Backのフレーズで遊び、Wahサウンドのまま、本編のリフに入ります。ソロもドライブ+Wahの強烈なサウンドで熱くプレイし、くどいぐらいのキメのリフレインで曲を終えます。
5では、なんとKenkenさんの母君の金子マリさんがなんと飛び入り参加し、気だるくも熱いヴォーカルを披露しています。(先日紹介のLou Rawlsもカバーしていますがヴォーカル、アレンジとも全く違う曲に聴こえます)山岸さんはここでもクールなカッティングとソロです。
6のメドレーもクールさとホットさが同居するGroove感を感じます。
20分近い超長尺の7、ボーナストラック扱いで渋谷Quatroでのライブ音源です。「潤の魂」の通り、泣きのギターを4分ほど続けた後、続いてMetersのカバーでの印象的なカッティング、リフ、激しいソロなど心身から溢れ出るプレイのオンパレードで、場所やオーディエンスが変わってもいつも通りの自分の音で、日米変わらぬ熱狂のまま幕を閉じます。
本作自分にはWahのカッティングやソロのドライブサウンドなどToo Muchで、スロウも1曲ぐらいは入れて欲しかっとところですが、ジミヘンはもちろん最近のDefunktやSpeedmetor(もはや最近でも無い?)などが好きな方にも気に入っていただけるのではないでしょうか?
しかし、この時山岸さん60代後半、20代のWest Road B.B.の頃と変わらない熱さで楽しそうにギターを弾く姿が目に浮かびます。
(5月のTokyo Blues Carnivalでも本当に楽しそうでした)











Emotional度♡♡♡♡♡  
Bluesy度♡♡♡♡
Mellow度♡♡♡ 
お酒のお供度♡♡♡♡  

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