The Isley Brothers / Masterpiece (1985) – David T.Walker

幸せ度数が高いDavid T.のギターです

A1. May I?
 2. My Best Was Good Enough
 3. If Leaving Me Is Easy
 4. You Never Know When You're Gonna Fall In Love
 5. Stay Gold
 
 
B1. Colder Are My Nights
 2. Come To Me
 3. Release Your Love
 4. The Most Beautiful Girl

 
 
 


The Isley Brothersの'85年の作品です。'83年の"Between The Sheets"リリース後、契約上のイザコザからの延長で年長組と若手組で対立('73年の"3+3"から"3vs3"になってしまいました、分裂し、年長組のみWarnerへ移籍した後の初めてのアルバムとなります。
それまでのIseleysはRonaldの官能的なボーカルと年長組のコーラスワーク、Chris JasperのアレンジととErnieの激情のギターなど若手によるサウンドメイキングが融合して独自の世界を作り上げていたとのことですが、決別により年長組はプロデュースこそ自分達で担当するものの、アレンジや演奏はグループ外の血を入れ委ねることとなりました。(メンバー等の詳細はWikiを参照ください。)おそらく、
アレンジのGene Pageの人脈でDavid T.を呼んだものと思われます。
自分にとっては、本作が初めて聴いたIsley’sのアルバムです。発売時のギターマガジンのレコード紹介欄(小さい方)にDavid T.参加と書かれており、何者かも知りませんでしたが、当時David T.に夢中になり始め、Soulも背伸びして聴き始めた頃だったので、FM誌を目を皿のようにしてチェックし、なんの番組かは忘れてしまいましたが、A面をNHKーFMで聴きました。地元のレコード屋でも見かけたのですが、他に買いたいレコードがたくさんあったため、FMを録音したカセットテープを繰り返し聴きました。めでたく手に入れたのは上京後です。このLPを聴いたことにより、その後、Isleys'の世界に深くハマって行くことになりました。
90年代には兄弟仲も修復し、'98年の来日時(赤坂で見ました)Liveでも往年の名曲をプレイしてくれました。

<ギターの聴きどころ>

FMでもA面の曲順通り2曲目にA2が流れ、まだまだDavid T.初心者だったのですが、イントロの1音を聴いた瞬間彼のプレイとわかりました。後に購入したLPのB面にも参加を期待したのですが、残念ながらA2の1曲のみの参加でした。(他はPaul Jackson Jr.とDann Huffです)しかし、これが絶品で、David T.はこの曲でも決して弾き過ぎることなく、要所要所にいつものフレーズを差し入れているだけなのですがRonaldの官能的なヴォーカル、今までのIsleys'とは傾向が異なるものの美しいメロディ、Gene Pageのアレンジに乗ってヴォーカルに絡むDavid T.のオブリ、全てが美しく作用しあって極上のメロウな世界を作り上げています。たった一音弾いただけで優しく、暖かく幸せな気分になれます。
GaleもDupreeもCarltonも独自の味わいと無二の個性と大きな魅力を持ちますが、ギターを弾く人がよりギターの視点で強くその魅力を感じるのではと思います。一方、David T.のプレイとサウンドは、ギターを弾かない人や、音楽に詳しくない人に対しても魅力を感じさせ、幸せな気分にさせるのではないかと思っています。特にこの曲のようなメロウでシンプルなプレイで顕著です。
兄弟が仲違いしたことで実現したDavid T.の共演、怪我の功名のようなものですが幸せ度数の高いギター、ぜひ聴いてください。







Emotional度♡♡♡♡
Bluesy度♡♡ 
Mellow度♡♡♡♡♡♡♡♡ 幸せになれます
酒のお供度♡♡♡♡♡

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