The Crusaders / Unsung Heroes (1973) – Larry Carlton

Carltonはまだゲストですがしっかりフューチャーされています

A1. Unsung Heroes
 2. Lay It On The Line
 3. Crossfire
 4. Hard Times
 5. Let's Boogie
 6. Freedom Sound
 
 
B1. In The Middle Of The River
 2. Heavy Up (Don't Get Light With Me)
 3. Night Theme
 4. Now I Lay Me Down To Sleep
 
 
 


The Crusaders の'73年の作品です。リズム、菅二本、キーボードのフルメンバーに加え、Carlton,Arthur Adams(G)、Max Bennett(B)がゲスト参加しています。(インナーにメンバーとゲストの写真が載っています。Carltonが若い!)グループ名からJazzの冠を取って、ゲストにギターなどを招き、1年に2枚のハイペースで新作をリリース、精力的に活動していた時期です。無骨なJazzFunkを踏襲しつつも、ギターの占める役割が大きくなったことより、本作からサウンドの傾向が後のFusionブームに先駆けてPopやRock色が強まってきたように感じます。
一連のクルセの作品も、Unionのエサ箱から集めたものが多いですが、本作もCD再発後にワンコイン以内の金額で入手しました。その後CD
再リリースされていないのでしょうか、CDは相変わらずの高値ですが、最近はアナログもワンコインではなくなりました。(そもそも見かける頻度が減った気がします)

<ギターの聴きどころ>

先述の通り、ギターはCarltonとArthur Adamsです。(CarltonはSoloistと記載されています。)基本、右とセンターCarlton,左Adamsと思います。
A1,カッティング→Wah(Adams?)にコードの流し(Carlton)によるギターが重なるイントロから、ドライブサウンドのCarltonのプレイが入ってきます。リズム隊とのコンビネーション含め、1曲目から抜群のかっこよさです。
A2、左のカッティングに、ダブルストップやチョーキングのオブリが重なります。メロウさにダーティーさを加えています。
A3、リフからスタートし、後半、Wilton Felderのソロを引き継いでスピード感のあるオクターブプレイに入ります。(圧巻です)この曲は左右ともCarltonでしょうか?
A4、美しいエレピのイントロから、 泣きのサックスのテーマが続きます。ギターは左右とも控えめですがメロウなバッキングです。
A5、はFunkyなリズムに転じ、右のコード主体のバッキングと左からドライブサウンドでの粘っこいオブリ(後半はWahプレイ)のコンビネーションとなります。この曲では、左右入れ替わっています。(あるいは両方Carltonかもです)
短いA6ではコードの流しですがメロウさを感じさせます。
B1,展開が目まぐるしい曲ですが、キメのフレーズやダブルストップのリフで対応し、後半はWahサウンドでの激しいソロがあります。
B2もFunkyなリズム、WahバッキングによりGroove感を強めています。
タイトル通り夜を想わせるB3では、お得意のヴァイオリン奏法でムードを盛り上げます。ソロもヴァイオリン奏法から入りますが、徐々に熱くなり、繰り返しフレーズからチョーキングプレイでソロを締めます。始めとエンディングのダブルストップのリフもムーディーです。この曲もギターはCarltonのみと思います
郷愁を感じさせるラストのB4も左右からフリーなバッキングです。 Adamasのトレブリーなサウン度に対し、Carltonは335のフロントの甘いサウンドで、エンディングのフェイドアウト付近でのフレーズが特にメロウです。(フェイドアウトをもう少し遅らせたリマスターでないでしょうか)
Carltonのプレイ、まだ荒削りなところもありますが既にメロウさを感じさせています。翌年から正式にメンバーとして加入、クルセのサウンドに自身の色を加えて行きます。過渡期の興味深い作品、是非聴いてください。








Emotional度♡♡♡♡♡
Bluesy度♡♡♡ 
Mellow度♡♡♡♡
酒のお供度♡♡♡♡

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