Tom Scott / Intimate Strangers (1978) – Eric Gale
A1のGaleの泣き節!
A1. Intimate Strangers (Suite): Part 1 - Sudden Attraction
2. Intimate Strangers (Suite): Part 2 - A Day & Nite Out Together
3. Intimate Strangers (Suite): Part 3 - Loving & Leaving
4. Hard Times
B1. Breezin' Easy
2. You're So Good To Me
3. Puttin' The Bite On You
4. Beautiful Music
Tom Scottの'78年の作品です。大半の曲を自身が作曲、自らがプロデュースも担当し、StuffのメンバーなどのN.Y.勢に、Tom Scottの本拠地であるL.A.からTOTOのメンバーなどが参加、A3にはJaco Pastoriusも加わった豪華なメンバーで録音されています。
LPのほとんどをUnionのフュージョンコーナーでワンコイン以内で入手しましたが、本作もその中の1枚で、裏ジャケにGaleの名前を発見して購入しました。
Tom Scottの数ある作品の中でも名盤とされている1枚のようで、メロデイの美しい曲が多く、私もお気に入りの1枚です
<ギターの聴きどころ>
ギターはGaleとHugh McCrackenです。 A面、拍手と歓声から入るのでライブ盤かと思いましたがライブ仕立てのスタジオ録音のようです。 A1は、Hi Steppers〜Lost Inside The Love Of Youの2曲から構成されています。前半は右のリフと左のカッティングで、後半はGaleのタメの強い絶品の泣き節が聴けます。 A2はGetaway Day〜Nite Creaturesです。ここでのGaleはシンプルなカッティングです。左もGaleっぽく聴こえますが、中盤にピンポイントでスライドバーのプレイが入るのでMcCrackenでしょう。あるいはスライドのみMcCracken? A3は、Lost Inside The Love Of You (Reprise〜Do You Feel Me Now〜Hi Steppers (Reprise)で、Jacoの幻想的なベースでスタートし、中盤にはTom Scott自身のヴォーカルも聴けます。再びメンバー紹介などのライブ仕立てでA面が終わります。(GaleとMcCrackenもコールされます) Gaddの印象的なドラムでスタートするメロウなB1、イントロなどの左のダブルストップのリフもややスムースながらGaleっぽく感じます。左のカッティング共々Galeでしょうか? 続くB2もメロウな曲です。ここでも、イントロのヴァイオリン奏法、左のカッティング、センター寄りのダブルストップリフ、右のWahも乗る右のカッティング、全てGaleに聴こえますので、中間のハーモニカとユニゾンするスライドプレイだけがMcCrackenでしょうか? GroovyなB3、左のダブルストップのメロウなリフ、右のカッティングがGaleで、WahのリフがMcCrackenと思います。終盤のWahソロはMcCrackenと書かれています。 Stuffぽいリズムのラストは、右のザクザクしたカッティングがGaleで、左がMcCrackenでしょう。 しかし、McCrackenはDupreeと共演すればDupreeに、Galeと共演すればGaleに似せたプレイをしますね・・・・器用なんでしょうけど・・・
Emotional度 | ♡♡♡♡ |
Bluesy度 | ♡♡♡ |
Mellow度 | ♡♡♡♡ |
酒のお供度 | ♡♡♡♡ |
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